【ONE】KANAが”最強王者”ペッディージャーに惜しくも敗北、王座戴冠逃す!
ONE Championship
『ONE 172: 武尊 VS ロッタン』
2025年3月23日 (日)さいたまスーパーアリーナ
▼アトム級 キックボクシング 世界王座タイトルマッチ(3分5R)
〇ペッディージャー・ルッカオポーロントン(タイ/王者)
判定3-0
●KANA(日本/Team Aftermath/挑戦者)
※ペッディージャーが王座初防衛に成功。
【フォト】KANAが顔面に被弾も反撃のバックスピンキックが王者の顔面にヒット!
ペッディージャーは23歳にして、200戦以上を超える戦績を持つ女子ムエタイのトップ。ONEではムエタイ&キックで6戦し無敗、うち4KOという攻撃力を持つ。強烈なボディブローと、多彩で威力ある蹴り技を持つ。
対するKANAは、K-1女子を長年けん引してきた存在。ONE初挑戦ではいきなり世界トップ級のアニッサ・メクセンと戦い判定負けも、今年1月には判定勝利で再起を果たした。”倒せる女子”として接近戦での打ち合いを好む。
1R、動きながらロー、ミドルを蹴るKANA。ペッディージャーはやや圧をかけて、右ミドルやロー、ワンツーと攻撃を返す。KANAは前蹴りから右バックブローの奇襲、スイッチも見せる。
2R、ペッディージャーが距離を詰めて、左フックから細かいパンチをまとめる。KANAはガードを固めて右カーフキックを蹴る。近距離に持ち込むペッディージャーは左右フックとまとめる。KANAは至近距離から右アッパーを返すが、細かいペッディージャーのパンチが随所で当たる。このラウンドはペッディージャーが優勢で進めた。
3R、笑顔のペッディージャーは近距離のフック、ストレートで打ち合いへ。KANAは右ローを蹴りつつ、右アッパーを繰り出す。接近戦ではKANAがボディ打ちを繰り出すが、ペッディージャーも引かずに右フック、ハイと手数を落とさない。
4R、KANAは左ロー、右カーフと蹴りを散らしながら、随所で左右フックを見せる。ペッディージャーは右ミドル、左フックから右ローと攻撃をリターン。組みが多いとしてKANAにイエローカードが提示され、後ほどペッディージャーにも同様の反則でイエローカードが出た。KANAはカーフ、ローからパンチに繋ぐ。
5R、ペッディージャーがワンツー、右ローと攻撃を出せば、KANAが圧力をかけ返す。ペッディージャーの右ミドル、KANAのサウスポーからのミドルがヒット。ペッディージャーのローでKANAがバランスを崩して倒れる。ペッディージャーがボディ打ちから顔面へのフックをヒット。KANAが打ち合いを仕掛け、最後はお互いに殴り合った。
ジャッジは3者ともペッディージャーを支持。ペッディージャーが王者としての意地を見せ付け、王座の防衛に成功した。コメントを求められたペッディージャーは、「プランはKANA選手と殴り合うことでした。前回の試合から期間が空いて、(自分の)動きが遅かったと思いましたけど、KANA選手は打たれ強くて良い選手でした」と振り返り、アトム級 ムエタイ世界王者アリシア・ヘレン・ロドリゲスに対戦アピールした。
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