日本王者・奈良井翼、”ボコボコ”KO勝利でV2!再戦の前王者・原優奈を返り討ち=ボクシング
5月28日(水)神奈川・横浜BUNTAIで行われた『Lemino BOXING』の[日本スーパーフェザー級タイトルマッチ]では、王者・奈良井翼(25=RK蒲田)が、前チャンピオンで同級1位の原優奈(30=真正)に8R 1分55秒 TKO勝利し、返り討ち防衛。相手をしゃがみ込ませるダウンを奪った後、猛連打でのフィニッシュだった。
両者は昨年4月のタイトルマッチで、当時王者だった原に奈良井が挑戦し、奈良井が3度のダウンを奪い5R TKO勝利で戴冠した。
その後、奈良井は8月の初防衛戦に判定勝利すると、今年24日、井上尚弥vs金藝俊の前座で、WBOアジアパシフィックスーパーフェザー級王者・渡邊海とノンタイトル戦で判定勝利している。奈良井は15勝(10KO)2敗。
原は12月に日本スーパーフェザー級最強挑戦者決定戦でドローも、優勢点で挑戦者権を勝ち取っている。原は14勝(8KO)3敗2分。
試合は、向かい合うと176cmと長身の原と、166cmの奈良井との身長差が目立つ。序盤から奈良井が、鋭い前後の出入りからボディ、右ストレートを入れてゆく。
さらに中盤までのペースも、奈良井がボディストレート、顔面フックと打ち分けてリズムに乗る。
5R終了時点でのジャッジは、3者ともに50-45と奈良井がパーフェクトスコア。
後半、原は気持ちを固めたか、接近しては上下のショートフックを狙うが、この距離でも奈良井がクリーンヒットする。
そして8R、奈良井の右が当たったかと思いきや、これはスリップ。奈良井が上下の連打から右の打ち下ろし!原がしゃがみ込むようにダウンした。
立ち上がるも奈良井は容赦せず、ロープに追い込み連打、原はガード一辺倒だ。最後は右を当てた所でレフェリーが止め、奈良井が返り討ちで2度目の防衛に成功した。
KO勝利し喜びあらわにした奈良井だったが、セコンドからダメ出しの嵐を受けており、解説陣も困惑だ。
奈良井はマイクで「ひさびさKOして嬉しいんですけど、目指していた“国内敵無し”という試合にはまだ遠かった。すぐ世界とは言えないけれど、近々力をつけて世界にいきたい」とコメント。
さらに「会長に、お前が目指してるのはどこや、と。久々ダウンとって“イエイ!”って喜んだんですけど、会長とか色んな人に申し訳ない試合」とKO勝利して反省。
相手の原については「前回より今回のほうがやりづらくて、気持ちというのを教えてもらった」と称えた。
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