力石政法、戴冠ならず!1位・ヌニェスの”怒涛の連打”止められず、厚い世界の”中量級”の壁
5月28日(水)神奈川・横浜BUNTAIで行われた『Lemino BOXING』の[IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦]では同級1位エドアルド・ヌニェス(27=メキシコ)が判定3-0(115-113、116-112、117-111)で、同級3位・力石政法(30=大橋)に勝利し新王者となった。ヌニェスの無限に止まらぬ連打の前に、悲願の戴冠はならなかった。
力石はIBF世界フライ級王者・矢吹正道の弟。昨年大橋ジムに移籍すると、10月の前戦では2R KO勝利している。15勝(10KO)1敗で、今回が世界初挑戦。
対するヌニェスは27勝(27KO)1敗と、勝利した試合は全てKOの強打者だ。
試合は向かい合うと、身長177cmの力石(リーチは182cm)、168cmのヌニェス(リーチは173cm)と体格差が目立つ。
サウスポーの力石は右ジャブを放ちつつ、足を使い、素早い左ストレート。ヌニェスは強い圧力をかけ、変則なタイミングのステップインからの右を出してゆく。
5Rになると力石が足を止め、ガードを固め打ち合いに。ヌニェスが強いボディから左アッパー、右フックがヒットしていくが、力石もボディからの右フックを当てる激闘に。力石が止まると、ヌニェスが即座に外を取り右へ逃がさない。
7R、ますます詰めたヌニェスが、左ボディから右フックで力石のアゴを跳ね上げ続けるが、8Rからは力石がステップを復活し、右ジャブで寄らせず左ストレートでヌニェスをグラつかせた。
10Rのゴング直後、ヌニェスの渾身の右オーバーハンドが炸裂、力石がロープまで吹っ飛ばされる。攻め込むヌニェス。力石も時折返すがヌニェスは数倍の手数で返す。
しかし最終12R,力石のショートの右から左でヌニェスの動きが止まる!さらにアッパーも、ヌニェスは若干グラつきながらも前へ出ては殴るペースをやめない。最後は互いに殴り合う激闘打ち合いでゴングが鳴った。
判定は終始殴り続けたヌニェスの3-0判定勝利。世界の壁厚い”中量級”で力石は戴冠ならなかった。
▶次のページは【フォト】ヌニェスの怒涛の連打に、力石の顎が上がる!
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【テレビ・配信】武居由樹vsユッタポン、力石政法vsヌニェスは何時から? 生中継・放送・配信情報=5.28より
・【結果・速報】武居由樹vsユッタポン、力石政法vsヌニェスほか ボクシング 全試合結果を速報します=5.28
・いよいよ本日、武居由樹がKO勝利宣言、バキバキボディ減量は「ここ最近で一番」
・菅原美優、体脂肪率15%以下の割れた腹筋公開!ブーメランフックでボクシングデビューへ期待爆上がり
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!


























【10月・ベストファイター】決勝、顔面ヒザ蹴りKO!”カザフの怪物”キンザースキーが、新極真会全日本優勝、克服した”意外な”課題

