【K-1】”絶対王者”金子晃大が衝撃の敗北、池田幸司がダウン奪う!55kg戦線は混沌
K-1実行委員会
『K-1 BEYOND』
2025年5月31日(土)神奈川・横浜BUNTAI
▼第12試合/スーパーファイト/-56kg契約/3分3R・延長1R
●金子晃大(日本/K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)
判定1-2 ※28-30、28-28、28-29
〇池田幸司(日本/ReBORN経堂)
金子は現役K-1世界王者であり、K-1 MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント優勝の最強王者。昨年9月のトーナメント準決勝で再戦の璃明武に判定勝ち、決勝では大久保琉唯をKOして、改めて55kg最強を証明した。その後、強豪外国人選手を相手に連勝を収め、戦績を28戦26勝(13KO)2敗とした。
対する池田は強烈なパンチを誇る、第8代Krushバンタム級王者。RISEとの対抗戦にも出場するなど、着実にキャリアを積み上げている。昨年7月に階級をアップ、初戦をKOで飾るも、9月に永坂吏羅にKO負け。12月に判定勝利で再起を果たし、今年3月にはKrush王者・璃明武とのタイトルマッチに挑んだが、惜しくも延長判定で敗北した。戦績は、22戦 15勝(8KO) 7敗。
1R、金子が左ミドル、ローと蹴りを散らし、積極的に攻撃を仕掛けるが、池田のワンツーを貰ってダウンを喫してしまう。金子がダウンを貰うシーンは珍しく、会場がどよめく。
2R、金子がどんどん詰めて圧をかけ、右ボディ、カーフキック。池田はサークリングして、左ジャブを打っていく。金子が詰めれば、池田は何度も左ジャブ、前蹴りを合わせる。それでも金子は左ジャブをリターンし、圧をかけ続ける。
3R、金子は右ローを強打、池田は前蹴りや左ジャブでけん制して、ワンツー。金子は左フック、ロー、ジャブと攻撃を出しながら、攻め続ける。池田は金子のパンチに対して、カウンターフックを合わせる。金子は残り1分、右フック、左ボディと攻撃を散らし、パンチをヒットさせる。池田は逃げずに打ち合い、舌を出して効いてないとアピールした。
ジャッジは2者が池田を支持、2-1で絶対王者の金子を下す番狂わせを起こした。
池田は「番狂わせでもなんでもない。実力です。次ベルトをかけて、ダイレクトタイトルマッチやってください。すぐにお願いします」と宮田充プロデューサーにアピール。
すると、リングサイドにいた、大久保琉唯が「いやいや、いきなりタイトルマッチはない」と待ったをかける。続けて、璃明武も登場し「まさか池田選手が勝つとは思わなかった。どういう形になるかはわからないですけど、やりましょう」、大久保は「俺、璃明武選手に勝ってるし」といい、混沌に。
状況をまとめれば、池田は本日金子に勝ったものの、璃明武には延長判定負け(今年3月)。その璃明武を、大久保は昨年12月を判定で撃破している。王者・金子は池田に敗北も、大久保と璃明武には過去に勝利を収めている。果たして、王座をめぐる戦いはどのような展開を迎えるのか。
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