【K-1】“マルセイユの巨塔”ラジジがアビラルに勝利、左ジャブで封じ込める
K-1実行委員会
『K-1 WORLD MAX 2025』
2025年9月7日(日)国立代々木競技場第二体育館
▼第12試合/K-1 WORLD MAX 2025 -70kg世界最強決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R
●アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)
判定0-3 ※29-30、28-29、28-29
○アイメリック・ラジジ(フランス/MARSEILLE BOXE PIEDS POINGS)
アビラルは、K-1に参戦経験があるデーブ・クマール・ギミーレを父に持ち、2016年にネパールから来日。志村道場でキックボクシングを始め、2020年1月にHEATミドル級王座を獲得。同年12月にK-1初参戦で木村“フィリップ”ミノルからダウンを奪うも、出血によるTKO負け。その後もK-1へ定期参戦し、今年2月に白須康仁、5月にはKrushで小田尋久に連続TKO勝ちしている。
ラジジは、WAKOとNDCの王者で身長191cmの“マルセイユの巨塔”。この階級で191cmは、今回出場のブラジルのジョナス・サルシチャと並ぶ最長身で、デング・シルバよりも1cm高い。24戦22勝(3KO)1敗1分のレコードを誇り、1敗は昨年5月に戦ったK-1レジェンドでGLORYとONE王者にもなったジョルジオ・ペトロシアンから喫した。
ラジジの鋭いジャブにアビラルは左右ローで応戦。圧力を掛けるラジジにアビラルが右ストレートをヒット。下がるラジジにさらに右オーバーハンドで追撃する。ラジジは時折ジャブを突き刺すも、アビラルの右カーフを嫌がる様子も。
3Rもアビラルは右カーフを狙い、ラジジはカウンターの左ストレートをあわせる。左右ストレートで前に出るアビラルを、ラジジはタイミングのいい左ジャブでストップ。アビラルに攻め切らせないまま終了のゴングを迎えた。
判定はジャッジ3者がラジジの勝利を支持。ラジジが技術でアビラルを封じ込め、準々決勝の椅子を勝ち取った。
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