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井上尚弥、まさに完勝!”キャリア最強の敵”アフマダリエフをスピードで圧倒「誰が衰えたって!?」=試合結果

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2025/09/14(日)UP

井上尚弥がアフマダリエフに快勝!

 9月14日、愛知・IGアリーナで行われたプロボクシング[世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ]では、4団体王者・井上尚弥(大橋)が、挑戦者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)に判定3-0(117-111,118-110×2)で勝利。パワフルなアフマダリエフを、ハイスピード&超絶テクニックで翻弄し完勝した。

【フォト】井上とアフマダリエフの激闘!井上の炸裂するボディも

 試合は井上、サウスポーのアフマダリエフ共に、慎重な立ち上がり。井上の上下へのジャブやワンツーに対し、アフマダリエフは不気味にじわじわ詰め、ロープ際やコーナーで打ち込みに行く。

アフマダリエフのパワフルなパンチ

 中盤5R、アフマダリエフがようやく飛び込むような連打。井上はワンツー、カウンターの左右フックも入れると、アフマダリエフは何度も「来い」とアピール。さらに井上のカウンターも、前進のアフマダリエフ。 

 6Rには、アフマダリエフがロープに詰めて打ち込むも、井上の強烈な左ボディで後退、今度は井上が連打を入れる。会場は大盛り上がりだ。

 7Rになると、井上が前へ出てきて、鋭いワンツーを次々入れる。さらに相手の連打はガード。アフマダリエフは次第に、井上のスピードに離されている印象だ。

 9R、前に出る井上はストレート4連打、さらには右アッパーも入れ、アフマダリエフはアゴを上げながらも「来い」のジェスチャー。序盤とは逆に、アフマダリエフが足を使い始める。

井上のカウンター!

 井上のギアはどんどん上がり、ステップを刻んでは次々飛び込みのフックで攻める。アフマダリエフはガードを上げて下がり続け、打ち込むも、井上はほぼ全て見切るハイパフォーマンスだ。

 最終12Rも、井上がほぼ一方的に打ち込み、アフマダリエフのパンチはかわし続ける。しかしラスト10秒、特攻のアフマダリエフの右を井上はもらうが、かわして返しゴング。

 判定は井上が3-0(117-111、118-110×2)で完勝。5度目の4団体防衛を達成する偉業を成し遂げた。
 戦前、井上はアフマダリエフを「キャリア史上最強の敵」と認め、判定決着も辞さないとも語っていたが、まさにその通りの決着となった。

 井上はマイクで「アウトボクシングもいいでしょ!?誰が衰えたって!?」と叫んでみせた。

 さらにアフマダリエフにリスペクトと感謝の意を示し「1R目から、アフマダリエフの戦い方をしていたら、正直この試合は分からない試合になっていたと思う。しかしチーム井上、この試合に向け戦術を練ってきて、体重や戦い方にフォーカスを当て、挑んできた結果」と勝利を喜ぶ。

5度目の4団体防衛に成功した

 中盤以降、リズムを掴んだように見えたが「倒しに行きたい気持ちはすごくあり、ぐっと押さえて判定決着に考えを置いて戦っていた。中盤倒しにいこうと思って挑んでいたら、また違う結果になったかもしれない。今日この結果が最善だと思う」と判定勝利を目指すことに徹したと言う。

 そして「次は12月にサウジアラビアであると聞いているので。精進して、また素晴らしいボクシングを出来るように頑張っていきたい」と、年末の防衛戦に向け意気込む。

 最後に、観客席の中谷潤人に向かって「中谷君!あと一勝!12月、お互い頑張って、来年、東京ドームで盛り上げましょう!」とコールした。

※全試合結果はこちら

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