【UFC】柔術美女ダーン、激闘制して悲願のストロー級女王に!「誰が相手でも戦う」
10月26日(日本時間)アラブ首長国連邦のエティハド・アリーナで開催された総合格闘技イベント『UFC321』の女子ストロー級王座決定戦にて、同級5位のマッケンジー・ダーン(ブラジル)が同級1位のビルナ・ジャンジロバ(ブラジル)に判定勝利。悲願の新女王に輝いた。
ダーンはブラジリアン柔術の世界選手権を2度制した実績を持つ、美しき柔術世界王者。MMAキャリア15勝で8一本と極めの強さを誇る実力者だ。今年1月の前戦ではアマンダ・ヒバスを得意の腕十字固めで仕留め、連勝を飾った。
対するジャンジロバはダーンと過去に一度対戦経験のあるライバル。20年12月の『UFC256』で対戦し、ダーンが3-0の判定勝利を収めた。しかしジャンジロバは現在5連勝中と強敵だ。
試合は25分間の一進一退の攻防。前半はジャンジロバがテイクダウンを奪い攻勢も、スタンド打撃ではダーンが優勢。強いジャブ、ワンツーでヒットを奪い、グラウンドで下になっても打撃を放つ。4R、常に動き続けるダーンが試合の主導権を掴み、終盤にはテイクダウンからパウンドを落とす場面も。最終5Rは互いに一歩も引かない展開だったが、終盤にダーンが再びテイクダウンを奪い、パウンド連打でタイムアップとなり、印象を残した。
判定3-0で勝利し、悲願のストロー級王者に輝いたダーン。大会後の会見で激闘を振り返り、ジャンジロバのテイクダウンを織り交ぜた戦い方は“予想通りだった”と明かすと、その上で「ヒットした数は以前より多かったし、グラウンドに行っても不安な気持ちは一切なかった。逆にリスクがあっても、下からサブミッションを狙っていた」と、自信を持って戦ったと胸を張った。
次戦について尋ねられると「自分にどれだけの発言権があるか分からないが、私は王座を守るためにここにいる。だから誰が相手でも戦う。(ジャン)ウェイリー が(ストロー級に)復帰するかもしれないし、タチアナ(スアレス)との絶対に戦いたい」と語った。
前王者のウェイリーは王者を返上し、11月15日の『UFC322』でフライ級王者のヴァレンティーナ・シェフチェンコ(キルギス)に挑むが、再びストロー級に戻る可能性はある。また、スアレスは元米国代表レスラーでタイトル戦の経験を持つ実力者だ。どちらも強敵だが、ダーンが真の王者を証明するには絶好の相手だろう。初防衛戦の相手は誰になるのか、注目だ。
▼女子ストロー級王座決定戦
●ビルナ・ジャンジロバ(ブラジル)
判定0-3 ※47-48×2、46-49
○マッケンジー・ダーン(ブラジル)
※ダーンがストロー級新王者に
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