【ボクシング】“勝利は全KO”増田陸が負傷判定で勝利、長身メキシカンに左入れ優勢も「納得していない」
11月24日に行われたプロボクシング[バンタム級10回戦]では、WBA同級4位・増田陸(28=帝拳)が、5Rまでの負傷判定2-0(48-48、49-48、48-47)で、WBC同級15位ホセ・カルデロン(22=メキシコ)に勝利。増田は得意の左を入れ優勢も、「勝ち方に納得していない」と初の判定勝利に笑顔を見せなかった。
増田は現同級日本王者で、戦績は8勝(8KO)1敗で、唯一の敗北は、現WBA同級王者・堤聖也に喫したもの。ジムの先輩、山中慎介と同じ強烈な左ストレートを武器にする。今回は事実上の世界前哨戦の見込みだ。
対するカルデロンは、14勝(6KO)2敗で、昨年11月には元世界王者アレハンドロ・サンティアゴに判定勝利している。
試合は、長身のカルデロンが、メキシカンらしくアグレッシブに前進しワンツー。サウスポーの増田は落ち着いて左の強いカウンターを当ててゆく。
1Rにはすでに、カルデロンの鼻の上から出血している。
2Rにはカルデロンが鼻の傷でドクターチェック。カルデロンはドクターストップも視野に入れたか、ますますアグレッシブに攻める。増田の左目の上には、ヒッティングによる傷が開き、アナウンスによると1cmほどのもの。
するとカルデロンは勢いづいて更に前進するが、スリップで倒れる。増田の左がヒットするが、カルデロンの長い右ストレートも当たる。
増田は前進し、次々とボディストレートを入れるが、カルデロンも必ず打ち終わりにストレートを返す拮抗だ。
しかし5R、偶然のバッティングにより、カルデロンの右目上から出血。ドクターが試合を止めた。
ストップした5Rを含む負傷判定で、1者が引き分けも、2者が増田に。増田はプロ初となる判定勝利となった。
増田は「勝ってホッとしてるんですが、勝ち方には納得していない。タフでリーチがあり、ボクシングを組み立ててくる相手にやりにくさを感じた。世界一目指してやってるんですけど、今日の試合の内容じゃダメなので、一からやり直す」と反省の弁も、世界へ向け意気込んだ。
▶次ページは【フォト】カルデロンが大流血!バッティングも大激闘
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