【UFC】元2階級王者セフード、ラストマッチは激闘の末に敗北!新星タルボットと大流血の殴り合い
WME-IMG
『UFC323:ドバリシビリ vs.ヤン2』
2025年12月7日(日本時間)米国・ラスベガス T-Mobileアリーナ
▼バンタム級 マッチ
●ヘンリー・セフード(アメリカ)
判定0-3 ※27-30×3
〇ペイトン・タルボット(アメリカ)
セフードは“トリプルG”と呼ばれ、五輪レスリング金メダル、UFC世界バンタム級&フライ級の2階級王座を経験している。20年に引退するも23年に復帰。しかし強豪相手に現在は3連敗中だ。戦績は16勝(8KO/1S)7敗で、今試合を最後に引退を宣言している。
対するタルボットはUFC4勝1敗の新鋭で、プロMMA戦績は9勝(7KO/1S)1敗。
セフードは身長・リーチともに162cm、タルボットは身長178cm、リーチ179cmと体格差が大きい。
試合は、セフードが勢いのあるカーフを蹴って距離を詰め、フックやアッパーにつなぐ。タルボットは長いストレートを落ち着いて当てていく。
中盤過ぎ、組んだセフードに対し、タルボットが大内刈りのようなテイクダウンで上を奪取。さらにバックからパンチを入れるが、セフードは立ち上がる。ラスト10秒、タルボットがパンチを当ててから両脚を抱えて再びテイクダウンに成功し、パウンドを狙うところでホーン。
2Rは接近戦の打ち合いの中、タルボットの右の打ち下ろしがヒットし、セフードが崩れる。スクランブルでセフードが上を取り返し、ハーフから抑え込み続けるも、タルボットが立つ。
スタンドではタルボットが長いパンチで猛攻。フラつくセフードの顔面にヒザも突き上げる。
それでも流血のセフードはフックを返し、連打で逆襲。打たれながらも前に出る激闘に場内は大盛り上がりとなった。
3R、タルボットはストレートを当て続け、顔面へのヒザも織り交ぜる。セフードも下がらず左フックで応戦。鼻血を流し苦しい表情のセフードは組みにいき、タルボットの投げを返して上に。
後半はセフードが何度もシングルレッグから倒しを狙う。タルボットはボディからヒザで応じ、殴られながらもセフードは片足を抱え続ける。
ラスト10秒、向かい合うとセフードは打撃戦を選択。最後はケージ中央での殴り合いで終了した。
血まみれで正座するセフードに、ダナ・ホワイト代表がケージ外から声をかけ、勝敗発表前に5万ドルのボーナスを約束。
判定は3者とも30-27でタルボット。タルボットは「いろいろ学べた。2回テイクダウンできてうれしい」とレジェンド撃破を喜んだ。
この試合で引退のセフードには全盛期のトレーラーが流れ、セフードは「彼はタフだ。これで最後のようだね。自分の目標は最高の父と夫になること、2番目は五輪金、3番目はUFC王者になることだった。俺は唯一無二のファイターだよ」と満足げに語り、ケージを去った。
▶次のページは【動画】ラスト10秒、セフード渾身の殴り合い!
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