【ボクシング】ユーリ阿久井政悟、必殺の右で一撃KO！3Rで倒し「戻ったからには世界王者に」

　12月17日（水）、東京・両国国技館で行われたプロボクシング［51.5kg契約 8回戦］は、元WBA世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟（倉敷守安）が3R 54秒、飛び込むような強烈な右ストレートで、元WBOオリエンタル・フライ級王者ヴィンセント・ラカール（比）を一撃KOした。

【フォト】ユーリの強打炸裂でKO勝ちの瞬間

　ユーリは今年3月、寺地拳四朗とのWBC＆WBA統一戦で12回TKO負けを喫して王座陥落。戦績は21勝（11KO）3敗1分。対するラカールは10勝（4KO）1敗の28歳だ。

　試合はユーリが、いつものように前に出てワンツーでプレッシャーをかける。ラカールは下がりながらカウンターを狙うが、ユーリの右をもらいがちだ。

　3R、ラカールがコーナーに追い詰められると、ユーリが飛び込むようにワンツーをヒット。ラカールはしゃがみ込み、立ち上がったもののファイティングポーズを取れず、レフェリーが10カウントを数え上げた。

　ユーリは試合後、「練習してきた右。感触が良かった。戻ったからには世界チャンピオンを目指す」と、返り咲きを誓った。

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