【修斗】藤井伸樹が寝技地獄、”山本アーセンにKO勝ち”の加藤ケンジを大差で下す
サステイン
『プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2021開幕戦 Supported by ONE Championship』(第1部)
2021年1月31日(日)東京・ニューピアホール
▼メインイベント(第8試合) 65.8kg以下契約 5分3R
○藤井伸樹(ALLIANCE)
判定3-0(三者とも30-26)
●加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM)
藤井は長くパンクラスを主戦場に戦い、16年から18年にかけて6連勝をマーク。18年11月に修斗に舞台を移すと、毎回繰り広げられる激戦から“最も戦いたくない男”と称される。昨年は1月に”天才”田丸匠(現世界ランク2位)に判定負けを喫するも、9月には後藤丈治を真っ向勝負でねじ伏せ判定勝利を勝ち取った。現在、修斗世界バンタム級8位。
対する加藤はDEEP、修斗を主戦場とし、2016年9月から2018年7月にかけ6連勝をマーク。その後も魚井フルスイング、ガッツ天斗、”The ギロチン”齊藤曜らと対戦。20年2月にRIZINに初参戦を果たすと金太郎に一本負けを喫したが、同8月には山本アーセンをTKOで破り再起を果たしている。
1R序盤、見合う二人、中盤にテイクダウンを奪いアームロックを狙う藤井、加藤はクローズドガードで下からパウンドで応戦するが、藤井は片足を抜き、ペースをつかむ。そして両足を抜きパウンド。加藤はすかさず立ち上がる。
2R、頭を低くした打撃から組みにいく藤井。加藤はケージを背にする。テイクダウンを奪われるも加藤が立ち上がるが、藤井は再び組みに行って加藤を倒す。
上になった藤井は片足を絡められるが、パウンドをしながら足を抜く。立ち上がる加藤だが、再びタックルに行く藤井。加藤のパンチを被弾する藤井だが、再び片足タックルでテイクダウンしたところでブザー。
3R、序盤に藤井の右ストレートが入る。大きくぐらつく加藤。追いかける藤井に逃げる加藤だったが、再び片足タックルでテイクダウン。残り4分20秒、その後4分間も藤井はトップをキープし上から肘、そしてパウンドを加藤の顔に連打する。ABEMAの解説陣は「もう藤井の寝技地獄」とアリ地獄にはまったアリのように表現。
加藤はガードし耐えるが、隙を見てパウンドをまとめに来る藤井。ラスト20秒で立ち上がろうとするも藤井にバックに回られチョークスリーパーに。極まったかと思われたがブザーが鳴り試合終了。藤井が3-0(30-26)と大差をつけ勝利した。
今後、さらに世界ランクの上を目指したい藤井、解説陣には同級1位の大塚隆史との対戦が見たいとの声もあった。今年の藤井はどこまで寝技地獄でランキングを上げることができるか期待される。
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