第34回 ヴァンダレイ・シウバは変化球ピッチャーに転向するべき、の巻
最新の試合を題材に、打撃のスペシャリストである筆者が打撃技術を分析していく。今回は2月20日(現地時間)オーストラリアで行われた『UFC 110』にて、マイケル・ビスピンを判定で破り崖っぷちで生き残ったシウバについて論じる。日本であれほどの猛威を奮ったシウバはなぜ勝てなくなったの か?
■フックで倒すことを覚えたシウバの意外な盲点
シドニーにて行われた『UFC110』における復帰戦で判定勝ちしたヴァンダレイ・シウバ。
シウバについては日本のPRIDEであれだけの実績と人気を独り締めした選手ゆえに、あえて語らずとも誰もが知っている選手であり、日本 のファンが知るMMAの選手としてはヒョードル、ミルコと並び三強の一人だろう。そのシウバがUFCに参戦してからは、特に際立った活躍を見せておらず苦 戦している……。その要因は年齢による衰えやダメージの蓄積だけだろうか?
PRIDE参戦時よりも、後ろ脚への重心の掛け方の度合いがより大きくなっているシウバ。これはディフェンス面においては非常に有効な構えなのだが ・・・
※この記事は会員専用です。会員登録すると続きが読めます。
===================================
吉鷹弘の「打撃」研究室 第34回 内容 |
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!