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【ボクシング】帰国した三浦隆司「負けたままでは終われない」

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2015/11/25(水)UP

倒し倒されの大激闘を演じた三浦(右)。現役続行を宣言し、狙うはリベンジか、それとも二階級制覇か

 11月21日(土・現地時間)アメリカ・ラスベガスのマンダレイベイ・ホテル&カジノにて行われた、WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチで大激闘を展開した三浦隆司(帝拳ジム)が24日(火)朝に帰国した。

 三浦は指名挑戦者フランシスコ・バルガス(メキシコ)を迎えて5度目の防衛戦に臨んだ。1Rにダウン寸前まで追い込まれた三浦が、4Rにダウンを奪って逆転。8Rにはパンチで右目下をカットして流血に追い込んだ。しかし9R、連打でダウンを奪われ、最後は右ストレートで仰け反ったところでレフェリーがストップ。9R1分31秒、TKO負けで王座を失った。

 三浦は「試合が終わってからほとんど眠れていない、というより寝れませんね。試合の悔しさが込み上げてきて。あの9R、もっと慎重に出て行けば良かったな、と。本当に不用意なパンチを食ってしまいました」と、悔しさをにじませて試合を振り返る。

 現地での試合の評価が高く、再戦の話も持ち上がっている。「再戦のチャンスを貰えるのであれば是非戦いたいです。初めてのラスベガスのリングで、舞台は最高のものでしたが負けたままでは終われません、(現地プロモーターに)また呼んでもらえればとても嬉しいです。ただ階級を上げる機会かもしれないということも少し考えていますし、ライト級でチャンスが来るなら、という気持ちも持っています」と、ライト級に階級を上げることも視野に入れているという。

 そして、「少しゆっくりしてからまた頑張ります」と再起を誓った。

※年間ベストバウトの呼び声も高い三浦隆司(帝拳ジム)vsフランシスコ・バルガス(メキシコ)は11月29日(日)午前6:30より「WOWOWライブ」にて再放送

写真=(C)NAOKI FUKUDA/WOWOW

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