【訃報】巨漢格闘家 ヤーブロー死去、肥満に関する活動も
日本でも総合格闘技のリングを湧かせた身長203cm、体重は279kgの巨漢、エマニュエル・ヤーブローが12月21日(月)、バージニア州リッチモンドで亡くなっていたことを23日(現地時間)UFCが発表した。死因は不明だが一時400kg近くあったとされ、体にかかる負担は相当。
生涯を通して肥満に苦しむ姿を自身で”囚人のようだ”とも語っていた。彼のマネージャーによると「肥満の人々、特に子供達には助けが必要」と肥満に対する認識を広める活動もしていたという。享年51歳。
1964年9月5日、ニュージャージー州出身。アマチュア相撲選手として活躍。95年世界相撲選手権優勝。
1994年9月9日 『UFC3』で総合格闘技の大会に出場。キース・ハックニーと対戦し1分59秒でTKO負け、98年4月、来日し、シュートボクシング&修斗『SHOOT THE SHOOTO XX』で中野龍雄(巽耀)に1R、上四方固めで一本勝ち。
2ヶ月後の6月24日、『PRIDE.3』に参戦、ヒットアンドウェイの高瀬を捕まえ上になるも高瀬は抜け出し亀になったヤーブローにパウンド連打。ギブアップし2R3分22秒でKO負け。
プロでは3戦1勝2敗の成績ながらギネスブックに世界最重量級アスリートとして掲載されたほどの巨漢で世界の格闘技ファンに強い印象を残した。
現役引退後、ヤーブローはアメリカ国内の相撲大使を務める傍ら、俳優としても活躍。2008年、ミッキーローク主演の『レスラー』や、2011年クリストファー・メロー主演の『Dirty Movie』などに出演した。
写真提供/ゴング格闘技
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