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【RIZIN】ヘビー級王者キング・モーvsヒョードル戦の可能性

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2016/01/01(金)UP

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ヘビー級世界トーナメントを制したキング・モー。復活したヒョードルとの対戦が望まれるところ

 12月29(火)・31日(木)さいたまスーパーアリーナで開催の『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』にて行われた、各国のMMA(総合格闘技)団体代表8人がエントリーしたヘビー級世界トーナメント。

 賞金総額1億円という破格のこのトーナメントを制覇したのは、アメリカ・ベラトール代表のキング・モー(アメリカ)だった。1回戦は1Rに右フックでKO勝ち、準決勝は判定勝ち、決勝戦はまたも1Rに右フックでKO勝ちという強さを発揮。

「とても気分がいい。手が少し痛いけれど、ワクワクした気分だよ。RIZINはいい大会だった。エキサイティングで、ショーとしても面白かった。もっと大きくなって欲しいね。新しい日本の格闘技が生まれると思う」と、ご満悦に勝利者インタビューで語ったモー。

 優勝賞金4千万円の使い道を聞かれると、「まず1月2日に友だちがラスベガスで試合をするからそれを観に行くこと、テキサス州へ遊びにも行きたい。そしてディズニーランドで遊んでアイスクリームを食べたいな(笑)。あとは娘と妻に洋服を買ってあげようと思う」と答えたモーだが、「それよりも金色のチャンピオンベルトをもらえたことが嬉しい」と格闘家らしいコメント。

 ヘビー級世界王者になったことで、同日に現役復帰してTKO勝ちを収めたエメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)との対戦が期待されるところだが、「彼はレジェンドなので、自分は性格的にそういう人物に挑戦状を叩きつけるようなタイプではない」と、挑発的なことは言いたくないという。

 しかし、「対戦オファーがあってヒョードルも自分と戦いたいと言ってくれるならとても光栄だし、日本のファンが喜んでくれるなら戦う」との条件付きならヒョードル戦をやりたいとした。

モーとの対戦について即答は避けたヒョードルだが、ファンが望むならとのコメント

 一方、ヒョードルにも同じ質問をしたところ、「それについては榊原さん(RIZIN実行委員長)と話をしなければいけない。日本の皆さんにとって興味深い試合になるかが一番重要です。ただ、私は半年にわたって厳しい合宿を行ってきて家族と過ごす時間が短かったので、今は家に帰ってゆっくりと過ごしたいと思っています」と、しばらく休みたいとしながらも、モー同様に日本のファンが望むなら戦う、と答えた。

☆12・31『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』全試合結果はこちら

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