【RIZIN】名古屋を女子が盛り上げる、RENA＆村田夏南子が出陣

2016/03/05（土）UP
（最終更新：2016/03/05 21:15）

　4月17日（日）愛知・日本ガイシホールで開催される『RIZIN.1』の記者会見が、3月5日（土）都内にて行われた。会見ではシュートボクシング世界女子フライ級王者RENA（シーザージム）と、女子レスリング2012年全日本選手権55kg級優勝・村田夏南子の参戦決定が正式発表された。

　昨年大みそかのRIZINでMMA（総合格闘技）デビュー戦を行い、飛び付き腕十字固めで一本勝ちしてビッグインパクトを残したRENAが再びRIZINに参戦。今回はMMAルールではなく、シュートボクシング（以下SB）ルールで試合を行う。

　会見に出席したRENAは、「今回はSBルール。普通のキックボクシングよりMMAに近いので、MMAファンの皆さんにも楽しんでいただける試合を出来ると思います。コスチュームはいつも自分でデザインしているので、今回はSBのコスチュームであるロングスパッツのニューコスチュームで臨むので、そこも注目して欲しい。プロでは初めての名古屋での試合なのでそれも楽しみです」と挨拶。

　当初は4月3日に後楽園ホールで開催されるSBの大会に出る予定だったが、「榊原さんに声をかけてもらって、SBルールでもいいということだったので、SBをみんなに知ってもらうチャンスをいただけたと思いました。今回は本当の“SBのRENA”を見せます。RIZINにMMAを喰う気持ちで乗り込みます」と、SBの面白さを見せ付けると意気込んだ。

　村田は昨年大みそかのRIZINで、レスリングとMMAを並行して行っていくことを発表。昨年9月から練習を始め、高田延彦・統括本部長によれば「男子のプロファイターに混ざって練習をやっている。その中で男子をタックルで倒すことがしばしばあるそうです。打撃の練習はもう少しやる必要はあるそうですが、組み技の強さは現在の日本女子格闘技ファイターの中ではトップクラスではないか、との評価をもらっているそうです」と説明した。

　デビュー戦へ向けて、村田は「デビュー戦は緊張すると思いますが、試合が始まったらレスリングの強さを証明して最後に自分の手が上がっているようにしたい」と意気込んだ。

　戦い方については、「自分は打撃の選手ではないので、どうやって相手に組み付いてテイクダウンするかを主にやっています。決め技は秘密にしておきたい」と語っている。

　なお、今大会は大みそか大会同様、スカパー！での生中継が決定、フジテレビでも録画中継されることが決定したと発表された。

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