【パンクラス】王者・徳留、UFC再出撃に向け完全決着を狙う

2016/04/06（水）UP
（最終更新：2016/04/08 12:11）

　4月24日（日）東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 277』に出場するパンクラス・ライト級王者・徳留一樹（パラエストラ八王子）が、6日（水）都内にて公開練習を行った。

　PRIDEウェルター級グランプリ2006王者・三崎和雄がコーチを務めるHALEO TOP TEAMのメンバーと一緒にサーキットトレーニングを公開した徳留。ランニングマシン、ローイング（ボート漕ぎ）など7種目をインターバルなしで約30分間行った。「HALEO TOP TEAMでの練習は3～4年前から。週一で通っていて最初やった時よりメニューの強度が上がりました。大きな相手とやってもフィジカル負けしないぐらいになりましたね」

　今回対戦するアクバル・アレオラ（メキシコ）は23勝10敗1分で17勝が三角絞めや腕十字による一本勝ちで、5勝がKO勝ちとフィニッシュする能力に長けている選手。徳留と同じく4度のUFC出場経験、1勝3敗の戦績を持ち、2015年11月を最後にUFCをリリースされた。

　徳留は「アレオラは打撃も寝技も出来る選手。UFCに上がっていただけに弱くはない」と印象を語り、「自分はまたUFCに戻りたいと思っているので、パンクラスはいい相手を用意してくれたなと思います。ここで手こずっているようでは上に行けない。判定決着になってもキッチリ3－0付くような試合をします。今まで練習でやってきたことを出してどう倒すか、どう極めるのかを楽しみたい」という。

　昨年11月に北岡悟を破り、パンクラス王者としての初戦を迎える徳留。UFC再出撃に向けて、元UFCファイターのアレオラを相手にどういう戦いをみせるか。

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