【RIZIN】山本美憂&アーセン親子が公開練習「お母さんは前回とまるで別人」
12月31日(土)さいたまスーパーアリーナ にて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント Final ROUND』に出場する、元女子レスリング世界王者・山本美憂(KRAZY BEE)とその息子の山本アーセン(同)が、26日(月)都内の所属ジムで公開練習を行った。
今大会でMMA(総合格闘技)2戦目となる美憂は第7試合でアメリカのMMA団体『KOTC』の女子アトム級王者アンディ・ウィン(アメリカ)と、3戦目となるアーセンは第9試合で所英男(リバーサルジム武蔵小杉所プラス)とそれぞれ対戦する。
この日の公開練習では親子そろってのシャドーボクシングと寝技のみのスパーリングを3分1Rずつ披露。スパーリングでは終始マットに背を付けた状態のアーセンに対して、美憂が上からの攻めのパターンを入念に確認した。
「普段は総合的に上も下も両方のポジションをやっていますが、前回は上からの攻めで反省点があったので(笑)」とスパーリングの狙いを説明する美憂。MMA初挑戦となった前回9月の大会では、シュートボクシング世界女子フライ級王者RENAを相手に鋭いタックルからテイクダウンを奪うも、下からの蹴りを顔面に被弾して劣勢に陥り、最後はチョークスリーパーを極められ一本負けを喫した。
今大会で対戦するウィンもムエタイ出身でRENAと同じく強打を武器とする相手。しかし、美憂は「スタンディングメインの選手ですが、打撃に戸惑わず、付き合いもせず、自分の得意なレスリングペースでいければと思います。試合は本当に始まってみないと分からないですが、だいたいのゲームプランはあります」と自信をのぞかせる。
また、特訓中の打撃についても、「この間、平仲ボクシングで打撃のトレーニングを行ってきました。やはりレスラーとしては、レスリング的な部分と寝技のポジション取りなどは理解できますが、打撃はまったく別物。まだまだ全然これからですが、前のように訳が分からなくなるということはないですね」と、一定の手応えをつかんでいる様子だ。
そんな母の成長ぶりに、息子アーセンも「(前回とは)別人っすね。やることも考え方もまるで変わってますよ。本当に準備できていると思います」と目を見張る。
そのアーセンは歴戦の猛者である所との試合に向けて、「やっぱり所さんはすごく有名ですし、試合数も多くて実力のある選手です。だから、それを突き破るような、何か相手が想定できない動きをしていこうかなと思っているので。楽しみにしていてください」とニヤリ。
また、10月にめでたくゴールインを果たした新妻からも言葉を掛けられたというアーセン。「僕が秒殺で勝っている夢を見たと言っていたので自信になってます」と笑顔を見せた。
親子そろって挑む大みそかの大舞台。母・美憂は「まだ2戦目なので絶対に緊張するだろうという覚悟を持ってリングに上がります。でも、練習でいろいろ学んできたので、前みたいに訳が分からないっていうのはないんじゃないかなと思います」、息子アーセンは「気を抜かずに100%の状態をキープしながら試合に臨みたいです」と意気込みを語った。
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