【ボクシング】王者が計量放棄で王座剥奪! 比嘉大吾、世界戦の行方は?
5月20日(土)東京・有明コロシアムで開催される『ボクシングフェス2017 トリプルタイトルマッチ』の前日計量が、19日(金)13:00より都内で行われた。
計量はWBA世界ミドル級王座決定戦に臨むアッサン・エンダム(フランス)と村田諒太(帝拳)に続き(両者規定体重内でクリア)、WBC世界フライ級タイトルマッチに出場する2選手へと移ったが、ここで王者のファン・エルナンデス(メキシコ)が50.8㎏のリミットに対し51㎏と200gのオーバーを起こすアクシデント。
対する12戦12勝12KOとパーフェクトレコードを更新中の挑戦者・比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)は50.8㎏と無事に計量を終え、綺麗に割れた腹筋と胸囲ならびに背中周りの大きさで順調な仕上がりを感じさせた。
計量パスまで2時間の猶予を与えられたエルナンデスだが、しばらくして水を口にしたとの情報が報道陣に伝わり、ほどなくギブアップの意思表示。エルナンデスは計量放棄として、試合を待たずにこの時点で王座剥奪となった。
明日の試合に関しては20日午後4時に非公式での計量を行い、比嘉陣営と合意に至れば比嘉が勝った場合にチャンピオンとなる変則のタイトルマッチとして実施(エルナンデスが勝った場合は勝利として戦績には記録されるが、王座復帰にはならない)。エルナンデスが著しく体重を戻し比嘉陣営が試合を認めなかった場合は、試合不成立となる可能性もあるといい、明日の判断を待つこととなった。
また、WBC世界Lフライ級タイトルマッチに臨む王者のガニガン・ロペス(メキシコ)と同級4位の挑戦者・拳四朗(BMB)はともに48.8㎏で計量をパス。25歳の拳四朗だがあどけなささえ感じさせるWのピースと笑顔で決めた。
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