【K-1】日菜太、決勝までの3試合全力勝負で「エースになる」
6月18日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~』で、トーナメントに出場する初代REBELS 70kg級王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)が6月1日(木)都内で公開練習を行った。
「手を抜いた練習を見せる気はなく、本気で打っているところを見てもらいたかった。今日は見てもらったのも含めて7Rのミット打ちをやりました」と日菜太が言うように、公開練習のための練習ではなく、ガチの練習の一部を公開する形で行われた。
ミットに叩き込まれる重いロー、ミドル、ヒザ蹴り。「今の俺は武器が多いから、相手はどれに集中していいか分からないんじゃないかな。自分のSNSに練習の動画を載せて毎日公開練習をしているんですが、それを見るとパンチも上手くなっている思うので、打ち合いにも自信がある。どれでも倒せます」と言うほどの強い一発一発だった。
「疲労は溜まっているけれど、凄くいい感じで練習が出来ている」と言い、3試合戦い抜くスタミナを特に強化。「日本人選手は1回戦を勝つのがやっと、と言われたけれど俺は決勝まで戦う気がある。決勝までの3試合、全て外国人選手になると想定しています」と、あくまでも最後まで戦い抜くことを前提に練習しているという。
しかし、「中島(弘貴)君が上がって来てくれればドラマチック。同じ場所で7年前(2010年3月27日=K-1 WORLD MAX 2010 -70kg日本トーナメント準決勝)にやっていて、それが俺の日本人に負けた最後の試合になっているから」と、リベンジをしたい気持ちもあるようだ。また、1回戦で対戦するジョーダン・ピケオー(オランダ)にも「佐藤(嘉洋)さんもやられているし、日本人の宿敵ですよね。一番戦いたかった佐藤さんに引導を渡されたので、佐藤さんとやれなかった悔しさをぶつける」と特別な感情がある。
日菜太は過去3度ワンデートーナメントに出ているが、1回戦で蹴りすぎて足を痛め、いずれも決勝までたどり着けていない。「昔は左ミドルだけだったけれど、今はパンチもヒザもあるから痛めたら別の武器を使えばいい。でも1回戦から全力で行きますし、決勝まで全て全力で試合をするスタミナもある」と、過去とは違うと語った。
そして、「今回は応援団が400人くらい来ますし、チケットが売れ切れなかったらあと100人はいけたんじゃないかな。優勝者が大会のMVPだから、しっかり3試合勝って、次回からはエースの扱いをしてもらいたいと思います。50~60kgの選手より、さいたまスーパーアリーナだと大きい選手の方が見栄えがしますからね」と、K-1のエースの座もいただくと宣言した。
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