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【DEEP】石司と王座争う上迫「本当の打撃を教えてやる」

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2017/07/14(金)UP

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上迫(左)と石司(右)でDEEPフェザー級王座が争われる。石司は連続でタイトルマッチ

 7月15日(土)東京・後楽園ホールで開催される『DEEP CAGE IMPACT 2017 in KORAKUEN HALL』の前日計量が、14日(金)都内にて12:45より行われた。

 第7代DEEPフェザー級王座決定戦で対戦する上迫博仁(チーム クラウド/和術慧舟會HEARTS)はリミットちょうどの65.8kg、石司晃一 (フリー)は65.3kgでそれぞれ計量をクリアー。

 第6代DEEPフェザー級王者・今成正和が怪我のため長期欠場となることが決まり、今回の王座決定戦となったが、上迫は「次はタイトルマッチになると思っていたので、タイトルマッチをやるつもりで練習していました」と予感があったという。

上迫は一昨年、SB王者の宍戸からダウンを奪い勝利したハードパンチャー

 石司については「バランスのとれたいい選手。根性もある」と評するが、「本格的なストライカー(打撃を主体とする選手)とはやったことがない気がする。組み技の選手との対戦が多いはず。だから今回、俺が本当の打撃を見せてあげますよ」と言い放つ。

「彼も打撃は上手いけれど怖くない。怖い打撃は持っていないですね。ただ全部できるから総合的にいい選手です。試合は一方的に行きたいですね。攻防ではなく、一方的に攻めたい」とワンサイドの試合にしたいと言い、「ベルトは簡単に獲れるものだとは思っていないので、どんなに苦しい場面が来ても気持ちを見せてベルトを獲りに行きます」と王座獲得への強い想いを口にした。

 一方、5月のDEEPバンタム級タイトルマッチ(王者・大塚隆史に判定3-2で惜敗)に続いてのタイトルマッチになった石司は、「話をもらった時は自分も驚きました。でもチャンスが来たので挑戦したいと思い、やることにしました」と、一階級上げての王座決定戦に臨む。

「前回の試合では練習していたことが試合で出ず、堅くなっていました。でもあの試合で経験したことが、今回の試合で生きてくると思います」とし、上迫については「パンチが強くていい選手なので、いい試合が出来たらと思います。今まで階級が違ったので、あまり意識していませんでした」と評する。

 本格的なストライカーとの対戦は初めてになるが、「そこはやりにくいところではないですね。試合の話をもらった時に、勝てる自信があったからやりたいと思ったので」と自信を見せ、「前回出来なかったことが出来ればと思う。タイトルマッチにふさわしい、いい試合になればと思います。そして最後に僕がベルトを巻きます」と、今度こそ王者になると語った。

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