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【ベラトール】元UFC1位マクドナルド、移籍2戦目で王座挑戦決定

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2017/09/26(火)UP

9月24日の『Bellator 183』で睨み合いを繰り広げた王者リマ(右)と挑戦者マクドナルド(左)

 2018年1月20日(土・現地時間)アメリカ・カリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムで開催されるベラトール(正式名称はBellator MMA)の大会にて、同ウェルター級王者ダグラス・リマ(29=ブラジル)の2度目の防衛戦を行うことが発表された。

 挑戦者は元UFCウェルター級1位のローリー・マクドナルド(28=カナダ)だ。

 マクドナルドは昨年8月、当時UFCのトップランカーでありながら、ベラトールに移籍したことで注目を集めたファイターだ。移籍前の2試合でキャリア初の連敗を喫していたが、相手は当時のUFCウェルター級王者ロビー・ローラーと、同級2位のスティーブン・トンプソンであった。

ベラトール初陣で完勝し、マクドナルド(中央左)は仲間から祝福を受けた=ベラトールのツイッターより

 しかし、今年5月に新天地で迎えた再起戦では、強打を誇るポール・デイリーを終始圧倒した末に、チョークスリーパーで2R一本勝ち。UFC時代に、B.J.ペン、タイロン・ウッドリー、ネイト・ディアスといった名立たるファイターから勝利を上げた実力を見せつけた。さらに「君たちに言っておきたい。僕がベルトを奪う。そして地獄を見せてやろう」と、他のファイターを挑発。今回、移籍2戦目にして王座挑戦に至っている。

 迎え撃つ王者リマは、ムエタイ仕込みの鋭い打撃を武器に、2011年9月の初参戦時からベラトールのトップファイターに君臨。8人制ウェルター級トーナメントを2度制すと、2014年4月の同級王座決定戦でリック・ホーンにTKO勝ちを収めて、王座獲得に成功した。

鋭いジャブを顔面に突き刺すリマ(左)

 翌年7月の初防衛戦でアンドレイ・コレシュコフに判定で敗れて一度王座を失うも、昨年11月にコレシュコフとの再戦でKO勝ちを収め、リベンジ&王者返り咲きを果たした。そして今年6月のニューヨーク大会では、元UFCのランカーの実力を持つロレンツ・ラーキンを判定で退け、初防衛に成功。試合を観戦に訪れていたマクドナルドに対し、「ベルトを獲りに来るなら応じる」と挑発に受けて立った。

 新年大会にふさわしい激闘が期待されるタイトルマッチ。果たして、リマが超強豪相手に2度目の防衛を果たすのか。それとも、マクドナルドが予告通り、“地獄を見せて”王座を奪うのか。

PHOTOS(C)Bellator MMA

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