【K-1】初参戦の村越、目標は打倒・武尊
12月27日(水)東京・後楽園ホールにて開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~SURVIVAL WARS 2017~』で、K-1初参戦を果たす元RISEバンタム級王者・村越優汰(湘南格闘クラブ)の公開練習が2日(土)神奈川の所属ジムにて行われた。
「K-1参戦が発表されて、凄く反響があります。周りの方たちに『K-1に出ることになりました』と伝えると『K-1に出るんだ!』という良い反響ばかりです」と村越。
その一方、他団体から来たということで対戦相手の芦澤竜誠(K-1ジム総本部チームペガサス)は「何もない。パッとしない選手ですね。あれじゃあK-1のリングで通用しないってところを見せたいです」「「ぶっちゃけ、別の団体でトップを獲れなくて逃げてきた選手だから、そんな選手はどこに出ても通用しないですよ」と牙を剥いている。
村越は一連の芦澤発言について「試合が決まった時にそういう(挑発的なことをする)選手だと分かっていたので、記者会見の時に色々と言ってくると思ったんですよ。でも謙虚な感じだったので、ビビってるのかなと思いました。相手の挑発に乗るのは好きじゃないので、僕はいつも通りの動きをしていつも通りに勝つだけです」と大人の態度で相手にしなかった。
芦澤については「確かに(芦澤は)リーチもあって身体も恵まれている良い選手だと思います。でも自分の方が実力は上だと思っているので、試合になったらその差を見せて勝ちます。勝手に言いたいことを言っていればいいと思うし、試合で(どちらが強いか)分かると思います」と、実力で黙らせるとした。
公開練習では2分1Rのパンチのミット打ち、蹴り主体のサンドバック打ちを披露し、「もともと僕は蹴り主体で蹴りが得意なんですが、K-1を見ていてパンチで決着することが多いので、蹴りでもパンチでもどちらでも対応できるように両方練習しています。蹴りが得意だからと言ってパンチが苦手ということはないですし、僕はパンチも得意です。そのうえで僕は蹴りで倒すことにこだわりがあるので、蹴りで綺麗に倒したいですね。
言葉で説明するのは難しいのですが、蹴りで倒すと綺麗にバサッ!と倒れる感じがするんですよね。僕の中で蹴りで倒す=“綺麗に倒す”イメージがあるので、蹴りで倒すことが好きです。K-1はパンチ主体の選手が多いので、蹴りで倒すことが出来たら『変わったやつが出てきたな』と思ってもらえると思います」と、得意技の三日月蹴りを始めとする蹴りでのKOを予告。
「僕は周りの選手とは試合に対する気持ちが全く違います。次は何としても負けが許されないし、しっかり勝ってインパクトを残して、目の前の目標である3月の『K’FESTA.1』に進みたいという気持ちです。僕はK-1でも自分の力が通用すると思っているし、通用させなきゃいけないと思っています」と、自信をみなぎらせる村越。
「K-1に出るのも(トップになる)自信があるからで、今回の試合で自分の力を見せつけたいと思います」と言い、「次の試合をしっかり勝って、3月に出ることが一つ。そしてこの階級でやっていくうえでチャンピオン=武尊選手に勝って、K-1のベルトを巻くことが目標です」と打倒・武尊をK-1での目標にすると語った。
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