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【極真会館】空手家・キックボクサー・芸人と3つの顔を持つノアが全日本王者破る

2016/11/05(土)UP

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プロのキックボクサーであり、芸人でもあるベイ・ノア(左)が第44回全日本王者で世界的強豪のナヴァロ(右)を破る番狂わせが起こった

国際空手道連盟 極真会館
「第48回オープントーナメント全日本空手道選手権大会」(初日)
2016年11月5日(土)東京体育館

男子128名が2日間にわたって行われる体重無差別のトーナメントで優勝を争う

 2017年4月16日に東京体育館での開催が決定した『第6回全世界ウェイト制空手道選手権大会』の日本代表選考会を兼ねる今大会。体重無差別のトーナメントが2日間に分けて行われ、海外招待選手を含む128名が1回戦から出場した。

 今年6月の『第33回全日本ウェイト制空手道選手権大会』から導入された改定ルールで行われる初の全日本無差別級トーナメント。改定ルールでは瞬間的な押しや捌きが有効となり、相手を崩してからの攻撃や、相手を転倒させて突きからの残心(一本突きを出しながら決める空手独特のポーズ)、上段(頭部)への蹴りのクリーンヒットからの残心などで技ありのポイントが与えられる。

ノア(右)はフットワークを駆使し、ナヴァロ(左)得意の突きラッシュを許さなかった

 その大会初日から番狂わせが起こった。2012年第44回全日本選手権優勝を始め、2007年第9回全世界選手権6位、2013年第5回世界ウェイト制選手権軽重量級優勝など数々の実績を持つ40歳の大ベテラン、アレハンドロ・ナヴァロ(スペイン)が2回戦で姿を消したのだ。

 今大会でただ一人、全日本王者の肩書きを持つナヴァロは1回戦を判定5-0で危なげなくクリアーし、2回戦に臨んだ。対戦相手はベイ・ノア(東京城北支部)。

高橋は足掛け下段突きと鋭い蹴り技で1回戦、2回戦ともに技あり2つを奪っての合わせ一本勝ち

 ノアはアメリカ人の父と日本人の母を持ち、カリフォルニア州出身。1歳の時に日本に移住し、東京・板橋区で育った。2012年全日本高校生大会準優勝、2015年西東京大会準優勝、2014城西カップ準優勝などの成績を持つが、優勝経験はなくニックネームは銀メダルコレクター。

 今年5月5日にはJ-NETWORKで“ブラックパンサー”ベイノアのリングネームでキックボクサーとしてプロデビューし、4戦全勝で2016年ウェルター級新人王トーナメントで優勝を果たしている。また『ケトルベル』という名前のお笑いコンビで芸人としても活動している異色の存在だ。

荒田(左)は1回戦こそ3-1の判定勝ちだったものの、2回戦では上段ヒザ蹴りで豪快な一本勝ち

 ノアはナヴァロを相手にフットワークを駆使し、攻撃しては離れるヒット&アウェーを展開。距離を詰めようとするナヴァロに対して動き回り、しっかり攻撃もして本戦(2分)、延長戦(2分)ともに引き分け。

 規定により勝敗は体重判定(10kg以上の差があれば軽い方の勝ちとなる)に持ち込まれ、ナヴァロが94.5kg、ノアが76.1kgでノアの勝利となった。

昨年の全世界大会で日本人最高位だった上田(右)は1回戦、2回戦とも技ありを奪っての快勝

 全日本選手権の優勝経験者を破り、勢いをつけたノアはどこまで勝ち進むか。

 日本人選手の優勝候補と目されている四強は、いずれも好調ぶりを発揮した。

 2016年第33回全日本ウェイト制選手権重量級2位の高橋佑汰(東京城北支部)は、1回戦・2回戦ともに技あり2つを奪っての合わせ一本勝ち。2015年第11回全世界選手権8位・荒田昇毅(千葉県中央支部)は1回戦こそ判定3-1での勝利だったものの、2回戦では上段ヒザ蹴りで豪快な一本勝ちを飾った。

ダイナミックな蹴り技が持ち味の鎌田(左)は1回戦で一本勝ち、2回戦は突きで技ありを奪った

 2015年第11回全世界選手権6位・上田幹雄(横浜北支部)は、1回戦で左上段回し蹴り、2回戦では左上段ヒザ蹴りでそれぞれ技ありを奪っての判定5-0で勝利。2016年第33回全日本ウェイト制選手権重量級優勝・鎌田翔平(東京城西支部)は、1回戦を合わせ一本勝ち、2回戦では中段突きで技ありを奪っての判定5-0で明日の決勝日へ駒を進めた。

 大会2日目となる明日11月6日(日)は午前10:30から開会式、3回戦~決勝戦が行われる。

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【大会・チケット情報】 11・6 国際空手道連盟 極真会館 「第48回オープントーナメント全日本空手道選手権大会」

 

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