前田日明、朝倉未来の再起戦に苦言「町中華に勝てない、インスタントラーメン」
前田日明は、昨日11日、自身のYouTubeチャンネルにアップした動画で、5月4日『RIZIN男祭り』(東京ドーム)で予定されている朝倉未来の再起戦についてまだ早いと苦言を呈した。朝倉は試合に向けてボクシング特訓などの練習動画を公開しているが、前田から見たら時期尚早ということなのだろうか。
【フォト&動画】朝倉が再起戦へミット打ち!苦言を呈する前田の映像も
今回は『「朝倉未来復帰のストーリーがない」と題した動画を配信。平本蓮の怪我の欠場により、朝倉未来と平本蓮の再戦が中止になったことを受け、「未来からすれば、じゃあどうするんだろうという感じでしょうね、代替え案を持ってきても。目の前にニンジンをぶら下げられて迷っていたけど、外されてしまって」と複雑な心境を代弁した。
前回の平本戦の敗北については「後から問題があるにせよ、技術的には未来の完敗。平本からすれば完勝したのに、なんでまたやらないといけないんだとモチベーションは上がらないだろうね」と前田自身も再戦にはあまり賛成ではない様子だった。
そして「未来にとっても、こういう形は良くないですよね。本人はその気がないのに、なんか駆り出されたという。プロモーターの思惑しかないような話で、未来は準備ができていない、平本はなんで今更っていう感じで。本当は未来が技術的な部分で回答を見出し、成長があり、練習やスパーリングで今やったら強いんだろうなというのが漏れ出した時が良かった」と自然の流れで再起の待望論が生まれることを期待していたという。
さらに前田は「未来は初期は良かったんですよね。真摯に努力を重ねていって、それに対して結果を出していった。ビジネスに目覚めてから、そこに時間をとられながら選手生活を送り、試合は行き当たりばったりの印象でした」とここ数年の朝倉の試合を見て心配していたようだ。
朝倉の再起戦については「朝倉未来のブランドを復活させるテコ入れが何もない。負けました。時間が経ちました。もういいかい、もういいよと。だから試合をしますという、インスタントラーメンなんですよね。いくら美味しそうに見えても、町の中華できっちりと作ったラーメンには負けますよ」と苦言を呈した。
今、朝倉は何をすべきなのか。スタッフが問いかけると前田は「総合に使えるすべての技術の見直し、洗い直し、習得のやり直し、新たな自分のスタイルを作り上げること。ブラジリアン柔術を始めたらしいけど、彼のずば抜けていい体幹の強さ、バランス力、反応の良さ、その辺が落ちているので立て直さないといけないんですよね。そこに気づいていない。モチベーションも感じない」と厳しく断言した。
前田は、朝倉未来に期待をかけ心配するからこその今回の苦言なのだろう。動画を見たユーザーからは「やはり前田さんが1番、朝倉兄弟を愛してるな」や「実に的確な前田さん」など、同調する声が多く目についた。
5月4日の朝倉の相手は誰になるのか? 再起戦は、どんな結末を迎えるのか前田のコメントも含めて注目していきたい。
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