【ONE】若松佑弥、公開練習で大技連発!モラエスとの王座戦へ「死んでもいい覚悟」
3月23日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『ONE 172: TAKERU vs RODTANG』に出場するONEフライ級MMA2位・若松佑弥(TRIBE TOKYO MMA)が3月11日(火)都内にあるteam VASILEUSにて公開練習を行った。若松はONEフライ級MMA世界王座決定戦で同級1位アドリアーノ・モラエス(ブラジル)と対戦する。
【フォト】若松がパウンド、飛びつき腕十字も!大技連発の公開練習
この日の公開練習で若松はシャドーを終えると、同門の石井逸人を相手にMMAのスパーを披露。石井にタックルを仕掛けてテイクダウンすると、抑え込みながらパウンド、さらに飛びつき腕十字固め、飛びヒザと大技を連発させて、集まった記者陣を驚かせた。
モラエスとは22年3月26日のONE世界フライ級タイトルマッチで対戦し、若松がタックルを仕掛けた際にカウンターのギロチンチョークを極められ3R一本負けで王座獲得は失敗に終わった。
前回戦った時と現在のモラエスはどこが変わったかと聞かれると「全体的にモラエス自身も強くなっていると思います。特にここ直近の試合ではフィニッシュしてるんで(2024年11月9日、ダニー・キンガッドにギロチンチョークで一本勝ち)、その部分で自信を持って極めにくるんじゃないかなと思います」という。
今大会唯一のMMAタイトルマッチに挑む心境を聞かれると「キック界のスーパースターの方たちと一緒に、自分は3年ぶりのリベンジに挑みます。3年前の弱い自分を打ち破るという強い気持ちと、本当に死んでもいいという覚悟で僕は生きてきたので、楽しみながらもその当日を迎えようかなと。最後にはどうなろうが、最後は自分が勝っているという強い気持ちで行きます」と並々ならぬ覚悟を語った。
昨年1月のダニー・キンガッド戦以来の日本での試合となり、日本のファンにどんな姿を見せたいかと問われると、「自分を打ち破るというか、限界を超えた自分を見せたいな、という気持ちだけで、そこに一点集中です。盛り上げようとか、いいパフォーマンスを見せたいとかを抜きに、自分の中で弱い自分を打ちのめす、だだそれだけですね。そんなに盛り上げようとは思ってないですし、ただ。戦いを見たら分かってくれるんじゃないかなと思います」と試合内容は意識せず、自身の意識に集中していきたいとする。
そして、タイトル獲得後のことについては「自分がチャンピオンになったら、変わらず自分自身を見つめ直してさらに強さを求め、ONEのフライ級のベルトという価値を磨いて、ONEが一番というところを目指したい」とする。
最後に「KANAさんから(勝利のバトンを)受け取って、自分も全力出し切ってしっかりベルトを取って、野杁さんと武尊選手に(バトンを)渡してそれをどんどん繋げていきたい。本当に最後のつもりで戦うので、ぜひ楽しみにしてもらえたらと思います」とこの日の公開練習で一緒だったKANA、野杁正明と共に勝利してメインにつなげたいと力強く語った。
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