【UFC】“超新星”鶴屋怜がキャリア初黒星、激闘も得意の寝技に持ち込めず
3月9日(日本時間)に米ラスベガス Tモバイルアリーナにて開催された総合格闘技イベント『UFC313』の[フライ級5分3R]にて、鶴屋怜(22=THE BLACKBELT JAPAN)がジョシュア・ヴァン(23=ミャンマー)にフルマーク判定3-0(三者ともに30-27)で敗北。得意の寝技に持ち込めず、キャリア初黒星を喫した。
鶴屋は戦績10勝(4KO・4一本)無敗の第8代フライ級キング・オブ・パンクラシスト。『Road to UFC Season 2』のトーナメントを制しUFC契約を勝ち取ると、昨年6月のデビュー戦ではカルロス・ヘルナンデスに判定勝利を収めた。
対するヴァンは戦績12勝(6KO・2一本)2敗の元Fury FCフライ級王者。UFCでの戦績は5勝1敗だ。
1R、鶴屋がタックルを織り交ぜながらジワジワと圧力で前進。ヴァンもパンチを振りながら押し返すが、鶴屋は冷静に対処。残り1分、鶴屋が飛び込みヴァンを倒すがヴァンもすぐに立ち上がる。残り数秒、ヴァンの右ハイを被弾するも、鶴屋が蹴り足をキャッチしテイクダウンする。
2R、テイクダウン狙いの鶴屋、ケージ際で組むとヴァンの右腕を取り、投げてテイクダウン。袈裟固めで押さえ込み、パウンドを連打。しかしヴァンもすぐに立ち上がる。度重なるタックルで鶴屋の疲労が激しく、動きが緩慢になる。ヴァンから右ストレート、ヒザ蹴りを貰う場面も。
3R、ヴァンのスタンド打撃に応える鶴屋。ビッグヒットはないものの、互いにパンチの交差させる。中盤、鶴屋が全力でシングルレッグで取りにいくが、テイクダウンを奪えない。ヴァンが追い足でジャブ、フックを当てる。疲労の色が強い鶴屋は受けに回る印象。残り数秒、ヴァンの左フックで鶴屋がバランスを崩し、マットに手をつく。さらに前蹴りをもらうとタイムアップ。
判定3-0でヴァンに軍配。鶴屋はキャリア初黒星を喫した。
『UFC 313』
2025年3月9日(日本時間)米国・ラスベガス T-Mobileアリーナ
▼フライ級マッチ
○ジョシュア・ヴァン(ミャンマー)
判定3-0 ※三者ともに30-27
●鶴屋怜(THE BLACKBELT JAPAN)
▶︎次ページは【動画】残り数秒、鶴屋がヴァンの左フックを被弾!
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