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【GLORY】最強王者シッティチャイが期待の新星下す、4度目の防衛成功

2018/05/14(月)UP

鋭いヒザ蹴りを突き刺す王者シッティチャイ(右)

Glory Sports International
「GLORY 53」
2018年5月12日(土・現地時間)フランス・リール ゼニス・ド・リール
Photo by James Law, Glory Sports International

▼メインイベント ライト級タイトルマッチ 3分5R
○シッティチャイ・シッソンピーノン(26=タイ/元ルンピニースタジアム認定ウェルター級王者/GLORYライト級王者)
判定5-0 ※48-47、48-47、49-46、49-46、50-45
●ティジャニ・ベズタティ(20=モロッコ/GLORYライト級3位/挑戦者)
※シッティチャイが4度目の防衛に成功。

 王者シッティチャイはムエタイ二大殿堂のひとつ、ルンピニースタジアムのウェルター級王座に就いた実績の持ち主。元K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者マラット・グレゴリアンにも3戦全勝しており、ライト級(-70kg)世界最強の呼び声も高い。GLORYライト級王座は2016年6月にロビン・ファン・ロスマレンから奪取し、これまでに3度の防衛に成功している。

 対する挑戦者ベズタティはGLORYライト級期待の新星。190cmの長身から繰り出す強打を持ち味としており(シッティチャイは174cm)、GLORYではライト級ランカーの強豪ニコラス・ラーセンやヨードクンポン・シットモンチャイから勝利を上げ、6勝1敗と大きく勝ち越している。

 ムエタイも含めた戦績は王者シッティチャイが119勝(32KO)30敗5分なのに対し、挑戦者ベズタティは16勝(6KO)2敗。伸び盛りのベズタティは、その勢いで歴戦の猛者を超えることができるか。

 1R、ベズタティが飛びヒザ蹴りからの着地と同時に右ストレートを打ち下ろすと、シッティチャイもすかさず右フック。ベズタティは右ハイを返し、これをガードしたシッティチャイとパンチの打ち合いに。ベズタティはシッティチャイの左フックで吹っ飛び倒れるが、これはダウンとはみなされず。ダメージはない様子のベズタティは王者に対して臆することなく攻め続ける。

 2R、ベズタティは遠めの間合いを保ちながらリング内を左に回り込み、蹴りを飛ばす。シッティチャイが間合いを詰めて左ストレートを放つと、ベズタティは鋭い右アッパーのカウンターをヒットさせる。だが、終盤にはシッティチャイがベズタティをコーナーに追い込み、左ストレートを連続で突き刺すなど攻勢に。

 3R、間合いを掴み始めたシッティチャイは、なおもリング内を左に大きく回り込むベズタティを追い掛けながら強烈な左ミドルと左ハイを叩き込む。ベズタティはシッティチャイの左ストレートもたびたび被弾するが、ニヤリと笑みを浮かべて効いてないとアピール。

 4R、シッティチャイが右フックから左ストレートを伸ばし、直後にクリンチからヒザ蹴りを突き刺すが、この勢いに押されたベズタティはリングの外へ体が出てしまう。試合が再開されると、ベズタティの右ハイをスウェーでかわしたシッティチャイはすかさず飛び込みながらの右フック。さらに左ミドルや左ハイからのパンチ連打と飛びヒザ蹴りで、たびたびベズタティにロープを背負わせた。

 5R、巻き返したいベズタティがパンチのコンビネーションで畳み掛けるのに対し、シッティチャイはクリンチからのヒザ蹴り。ベズタティはバックハンドブローや後ろ回し蹴りも織り交ぜながら手数で押し切ろうとする。シッティチャイはガードを固めながら左ミドルを返し、終了間際にはパンチをまとめた。

 勝敗の行方は判定に。前半はベズタティの健闘も光ったが、中盤から調子を上げたシッティチャイがジャッジ全員からの支持を受けて勝利。

 期待の新星の挑戦を退け、シッティチャイが4度目の王座防衛を果たした。

▶︎次ページ:戦慄の左ハイ再び、ムエタイ強豪がまたも衝撃KO勝ち

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