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"ブッカーK"としてPRIDEやK-1に多くの外国人強豪選手たちをブッキング、 ヴァンダレイ・シウバを始めとして未知の強豪たちを発掘してきた川崎浩市が、独自の視点で格闘技界・選手たちの裏話を綴っていくコラム。

【連載】ブッカーKの格闘技の裏側 第11回 アメリカのメガジムだけが良い訳ではない

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▲メガジムとは対極にある、ガレージを改造してマットを敷いただけの小さな道場

■道場に誘われて見学に行くとそこには…

 近年、総合格闘技において日本人選手たちのアメリカへの出稽古の話や取材をたくさん目にする。しかし、本当にアメリカがいいのか、メガジムがいいのか私は疑問に思っていた。(メガジムとは、豊富な設備と広いスペースを兼ね備え、キックボクシングやレスリングなど競技別に専門コーチがいるジムのこと)

 2004年2月、アメリカン・トップチーム(ATT)のオーナーが開催していた『Absolute Fighting Championships』(AFC)へ日本人選手をブッキングした際に、私は選手たちと一緒にマイアミから少し北に位置したフォートローダーデールという街に滞在した。練習場所としてATTやATTの支部へ行ったが、広々とした立派なジムだった。

▲アマウリ・ビテッチの道場は小さくても強豪選手を多数輩出した

 それとは別に、カーウソン・グレイシーの愛弟子アマウリ・ビテッチが私の元を訪ねて来てくれて、ぜひ自分の道場を見に来てくれと言って来た。

 アマウリはATTの代表のヒカルド・リボーリオとカーウソン門下で一緒に修行をしてきた仲であり、ATTの代表からも一緒にやろうと誘われていたが、断っていた。

 彼に連れて行ってもらった道場とは、ホリオン・グレイシーが ・・・

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ブッカーKの格闘技の裏側 第11回 内容
■道場に誘われて見学に行くとそこには…
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■本当に大事なのはジムの大きさではなく…

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