【月間ベストファイター・9月】18歳の秋元強真が、RIZINデビュー戦で与えた衝撃!日本を背負うスター誕生に期待
毎月イーファイトのサイト名にちなんで、より良い試合をした選手に贈られる、GOLD’S GYM Presents格闘技月間ベストファイター賞。2024年9月のベストファイターは2024年9月29日(日)にさいたまスーパーアリーナで行われた『RIZIN.48』のMMAルール5分3R(61.0kg)で金太郎(アメリカン・トップチーム)をKOで下した秋元強真(JAPAN TOP TEAM)に決定した。(2024年10月24日UP))
PROFILE 幼少時にサッカーをやっていたが、14歳の時にRIZINで活躍する朝倉兄弟(未来&海)の試合をテレビ観戦してから格闘技に傾倒していく。中学卒業と同時にパラエストラ柏(現THE BLACKBELT JAPAN)に入門し、アマチュア大会で全勝の成績を残す。 22年6月にGLADIATORでプロデビューし、DEEPで3連勝。24年3月にJAPAN TOP TEAM(JTT)へ移籍し、5月に格闘代理戦争でアラン“ヒロ”ヤマニハをKO。9月に『RIZIN.48』で金太郎(アメリカン・トップチーム)を倒し、衝撃のRIZINデビューをはたした。 |
選考理由
1.18歳でRIZINデビュー戦勝利
2.金太郎を打撃で1RKOの衝撃
3.将来の日本エース候補
選考委員
格闘技雑誌Fight&Lifeとイーファイトの全スタッフ
受賞された秋元選手には、ゴールドジムより以下の賞品(アルティメットフレキシジョイントUC–Ⅱ 1個、マルチビタミン&ミネラル 1個、アミノ12パウダー 1個)と、イーファイトより記念の盾が贈られます。
贈呈:ゴールドジム■RIZINに出てから「反響がヤバイ」
「予定では18歳でプロデビューして、DEEPで勝ってからRIZINに出たいと思っていたんですけど、2年くらい早かったですね」
現在18歳の秋元は、目まぐるしく変化する環境に対して自身でも驚いているという。
プロデビューしたのは、22年の16歳の時で『GLADIATOR 018』の宮川日向戦だった。そこで判定勝利を収めると、翌23年にはDEEPで高柳京之介(KO)、朝比奈龍輝(一本)、田口貴規(KO)と戦い3連勝を飾ることに。24年3月にJAPAN TOP TEAM(JTT)へ移籍すると、5月には格闘代理戦争で朝倉未来の推薦選手として選ばれ、アラン“ヒロ”ヤマニハをKOして世間を驚かせた。
そして9月の『RIZIN.48』で、ベテランの金太郎(アメリカン・トップチーム)とのマッチメイクが組まれたのだった。
24年までの格闘技キャリアは、まだ4年。例えば、幼少期にレスリングや空手のバックボーンがあり、そこからのMMA挑戦となれば“まだ”ではないが、秋元は中学までサッカーをやっていたところ、朝倉兄弟の試合映像を見て格闘技にはまり、地元千葉のパラエストラ柏(現THE BLACKBELT JAPAN)に入門した。とくにJTTへ移籍してからは、出世への道が加速しているように感じる。
RIZINへ出てからは「反響がヤバイ」といい、街で声をかけられる頻度が桁違いに上がった。空手出身の父親からは「天狗になったら終わり」と厳しく言われ、自身も謙虚に練習漬けの日々を送っているようだ。
JTTに移籍したものの、「自分の基礎はパラエストラで培ったもの。名門ですし、強い選手もたくさんいる。鶴屋(浩)代表に親切に教えていただき、感謝しかありません」と浮ついた様子は一切見当たらなかった。
▶次ページは、金太郎戦は自信しかなかった/朝倉海のUFC王座挑戦について/今後の目標
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