“ムエタイ都市伝説”か、“泥試合”か!?
S.フェザー級戦線にひとつの答えが出る
Def Fellow
「REBELS.23」
2014年1月26日(日)東京・ディファ有明
開場12:30 REBELS-GATE開始14:00
REBELS開始15:00 REBELS-SF開始17:00
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今回のREBELS(レベルス)は新人戦の「REBELS-GATE」、本戦の「REBELS」、王者クラスが出場する「REBELS-SF(REBELS SUPER FIGHT)」の3部構成で行われる。
メインイベントはREBELS-MUAYTHAIスーパーフェザー級王座決定戦として、ヤスユキ(Dropout)とSHIGERU(新宿レフティージム)が初激突。
ヤスユキは「秋元皓貴、梅野源治よりも僕が強い!」と豪語し、底知れぬ実力から“ムエタイ都市伝説”と呼ばれる。
カノンスック、駿太らを相手に8連勝を飾って評価をグイグイと上げていたが、昨年8月、KING皇兵に不覚を取ってついに連勝がストップ。しかし、10月にはタイで活躍する和製ムエタイ戦士・中村敏射を破って改めて実力を証明した。
対するSHIGERUは自らキャッチフレーズを“泥試合”としているほど、接戦に強い。豊富なスタミナを武器にフルラウンド攻めに攻め、自分のペースに相手をハメてしまう。ヒジ打ち無しのGLORYルールで卜部弘嵩にドクターストップ(流血のため)で敗れた以外、ムエタイルールでは無敗を誇っている。
ヤスユキは自分の距離、ペースで戦うことを身上にしているため、SHIGERUが得意の泥試合に持ち込んでペースをかき乱せるかどうかがポイント。
後半のスタミナ勝負になればSHIGERUが有利となるため、ヤスユキとしては前半にヒジでカットしてのTKO勝ちか、ダウンを奪っておきたいところだ。
この一戦に、実は重要な裏テーマがある。スーパーフェザー級は現在のキック界で最も実力者が揃っている最激戦区。これまでの実績を考慮すると梅野源治と秋元皓貴(あきもと・ひろき)が1位、2位を争う。それに森井洋介と駿太が続く形であったが、昨年にヤスユキが駿太を、SHIGERUが森井を破ったため順位が入れ替わったのだ。つまりこの一戦は梅野、秋元に続く日本スーパーフェザー級“第3の男”を決める一戦だと言える。
スーパーフェザー級の仮想統一ランキングを作るとすれば森井が駿太に勝っているため、1位・梅野、2位・秋元、5位・森井、6位・駿太となり、この試合で3位と4位が確定する。この4人と直接対決が実現していない羅紗陀(らしゃた)、大和大地らNJKF勢もおり、スーパーフェザー級はまさに黄金時代を迎えている。
セミファイナルにはREBELS70kg級王者で、GLORYライト級11位にランキングされている日菜太(クロスポイント吉祥寺)が登場。対戦相手のジン・シジュンは2度目の来日で、前回はKO量産の強打者・斗吾を逆に1RでKOしてみせた。GLORY世界タイトルを狙う日菜太としては、シジュンの右ストレートを得意の左ミドルで封じて、左ストレートかハイキックで仕留めたいところ。
居合い斬りの動作でパンチを放つ“居合いパンチ”で人気を集める町田光(橋本道場)は、MMA(総合格闘技)ファイターのヒロ・アラン・ヤマニワ(ブラジル/TS GYM)と対戦。
ヤマニワは昨年12月パンクラスのディファ有明大会で、パンクラスのバンタム級王者・石渡伸太郎と対戦して1Rにパンチでダウンを奪い、判定2-0で惜敗するも評価を高めた。独特のリズムや間合いで繰り出されるMMAファイターの打撃に、町田が対応できるか。また、居合いパンチは火を噴くのか!?
また、90年代に“キックのカリスマ”として君臨、42歳になった今でも闘い続ける立嶋篤史(ASSHI-PROJECT)が、下東悠馬(クラミツムエタイジム)と再戦。
両者は昨年4月に対戦し、その時は5Rフルに戦ってドローに終わっており今回が決着戦。テクニシャンの下東が翻弄するか、それとも気迫の立嶋が約2年ぶりの勝利をあげるか?
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