ゲーオが健太と約1年ぶりのムエタイルール戦
森井はルンピニー現役ランカーにKO勝ち狙う
ウィラサクレック・フェアテックス
「WPMF JAPAN×REBELS合同興行」
2015年3月22日(日)東京・ディファ有明
開場15:30 開始16:00
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今大会のメインイベントには、K-1 WORLD GP -65kg王者ゲーオ・フェアテックス(タイ)が登場。WPMF(M-FIGHT)の大会には1年4カ月ぶりの出場、ムエタイルールでの試合は2014年2月の石井宏樹戦以来となる。
今年1月のK-1で木村“フィリップ”ミノル(ブラジル)にダウンを奪われ敗れたものの、2005年7月の初来日からvs日本人では9年間無敗。今回はWBCムエタイ日本統一ウェルター級王者・健太(ESG)がゲーオの牙城に挑む。
健太は佐藤嘉洋、城戸康裕、中島弘貴、T-98ら国内トップ選手から勝利を収めているNJKFのエースで、現在8連勝中。筋骨隆々な身体からパワーファイターと思われがちだが、右ストレート、ハイキック、ヒジなどどの技でも倒すことが出来るテクニシャン。最近はウィラサクレック・フェアテックスジムに出稽古に通い、首相撲も強化した。
健太は「ゲーオが最も得意とするムエタイルールで最強のゲーオを倒す」と宣言しており、どう攻略するかが見ものだ。なお、この試合は66kg契約で行われるため、70kgでも試合をしていた健太がフィジカル的には有利。その利点をどう活かすか。
セミファイナルも注目のカード。現在6連勝中(5KO勝ち)と絶好調のBigbangスーパーフェザー級王者・森井洋介(藤原ジム)が、ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級8位シントンノーイ・ポーティラックン(タイ)と激突する。
シントンノーイは長きにわたり、ムエタイのトップ戦線で活躍する本場タイではビッグマッチに欠かせない人気選手。前へ出るファイタータイプで首相撲からのヒザ蹴りを得意とする。日本では前口太尊にKO勝ち、梅野源治とは引き分け。
森井は昨年6月の『藤原祭』で前ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級王者ルンペットにバックハンドエルボーでTKO勝ちする快挙を達成しており、これまで多くのタイ人と対戦しているが、本場タイのルンピニースタジアムでの試合以外では負けたことがない。
もしシントンノーイを破るようなことがあれば、森井が再戦を熱望している梅野とのリベンジマッチが実現に向けて動き出すかもしれない。ルンピニー現役ランカーをKOする快挙達成なるか。
さらにもう1試合、注目すべきカードが。2010年からシュートボクシングを主戦場に戦ってきたボーウィー・ソーウドムソン(タイ)が、今回久しぶりにムエタイルールでの試合を行う。
シュートボクシングでは70kg級で戦っていたボーウィーだが、体格差はいかんともしがたく現在は5連敗。今回はベスト体重に近いスーパーライト級で再起を狙う。対するはWPMF日本スーパーライト級王者・加藤剛士(WSR池袋)で、ヒジによるカットで日本王座を獲得している。
1Rから破壊力抜群のパンチと馬力で攻めるであろうボーウィーに、加藤のヒジは通用するのか。KO決着必至の一戦だ。
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