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【空手】五輪種目化へ向けて219流派団体が大同団結

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2013/03/18(月)UP

▲国内の約半数となる219流派団体が加盟し、フルコンタクト空手の五輪種目化を目指す

 フルコンタクト空手(寸止めではなく突きや蹴りを直接身体に当てるルール)の五輪種目化へ向けて、219流派団体(各国際連盟の加盟国は合計92カ国)が大同団結! 3月18日(月)都内にて記者会見が行われ、河村建夫衆議院議員を会長とする「全日本フルコンタクト空手道連盟(JFKO=Japan Fullcontact Karate Organization)の発足が発表された。

▲(前列左から)小井副理事長、緑理事長、河村会長

 同連盟には200を超える流派団体数が加盟するJKJOフルコンタクト委員会(渡辺正彦代表)、世界85カ国に加盟支部を有する全世界空手道連盟新極真会(緑健児代表)、世界60カ国が加盟する社団法人極真会館(小井義和理事長)を筆頭に新国際空手道連盟芦原会館など多数の有力団体が加盟。

 フルコンタクト空手界には多数の流派や団体が存在しており、それぞれが全日本大会を開催するなど組織が一本化されていないことが、これまでオリンピック種目化を推進するための障害となっていた。今回の大同団結は、フルコンタクト空手のオリンピック種目化実現へ向けての第一歩となる。

▲フルコンタクト空手と伝統派空手のルールの違いが説明された

 会長にはオリンピック招致の役員も務めている河村建夫衆議院議員が就任。「これほど世界に普及している空手がなぜオリンピックにないのか。オリンピックの種目化実現へ向けての第一歩です」と挨拶した。

 極真会館(松井章圭館長)や極真館、正道会館など現在加盟していない有力団体については、「把握している全ての流派団体に案内を差し上げましたが、お返事がない道場もまだあります。第1次募集でこれだけ集まったので、第2次、第3次と募集をしていきたいです」(緑健児JFKO理事長)と今後も参加を呼びかけていく。

 今後は流派によって違うルールの統一、連盟主催による統一大会の開催、そして体育協会への加盟を目標に活動していくという。

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