【Krush】5・12王座決定戦に臨む寺戸伸近が打ち合う理由
5月12日(日)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.28』に出場する、寺戸伸近(Booch Beat)のインタビューが主催者を通して届いた。寺戸は「Krush -58kg級初代王座決定戦」を武尊(たける/チームドラゴン)と争う。
これまで全日本キックボクシング連盟バンタム級王座、第2代M-1バンタム級王座、第2代RISE55kg級王座、ISKA世界バンタム級王座と4本ものベルトを巻いてきた寺戸が、5本目のベルト獲得に王手をかけた。
寺戸と言えば、毎回のように激しい打ち合いで会場を大いに沸かせるファイターだ。ポイントでリードして判定勝ちが目前の試合でも、あえてリスクを背負って打ち合いを展開する。その理由を「本能じゃないですかね。向こうが来るんだったら、こっちも打ち合うよ、みたいな。殴られたら痛いじゃないですか。だから殴り返そうと思うんです(笑)」と説明する。
しかし、「相手が打ち合って来れば打ち合います。でも無理してがむしゃらに倒しに行くのとは違いますね。僕は狙うところで狙って、最終的にきっちり倒したいということですね」と、闇雲に打ち合うのではなく狙って最後はKOで決めることが目的だと語る。
今回対戦する武尊については、「チームドラゴンの若手で一番目立っている、成長している選手だと思うので、すごく勢いを感じます。あとは身体能力が高いのか、センスを感じる選手ですね」と評価しながらも、「やりにくいわけではないですけど、型にはまれば一発で倒せますね」と倒すイメージが「完成に向かっています」という。
「今まで特にKrushのベルトが欲しいと思っていたわけじゃないんですが、このトーナメントが始まって、1回戦・準決勝を戦っていくうちに、これは自分が獲るべきベルトなんだなと思うようになりました」と、ベルト獲得への意欲が沸いてきたという寺戸。「お客さんが楽しむ試合を見たいんだったら、そういう試合をするし、打ち合いが見たいんだったら打ち合います。意外な技が飛び出すかもしれないので、どんな試合になるかは楽しみにしていてください」と、激闘を予告した。
5・12「Krush.28」の大会スケジュール、チケット情報、対戦カードはこちら
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