【JFKO】フルコンタクト空手236団体の頂点に立つのは?
5月17日(土)・18日(日)大阪市中央体育館で開催される『JFKO第1回全日本フルコンタクト空手道選手権大会』の記者会見が、大阪・難波にある「5upよしもと」にて行われた。
JFKOとは「全日本フルコンタクト空手道連盟(Japan Fullcontact Karate Organization)」の略であり、フルコンタクト空手のオリンピック種目化を目指して設立された組織。今大会は加盟236団体の予選を勝ち抜いた、各団体の代表者が出場するフルコンタクト空手界初の統一全日本選手権となる。大会には国際オリンピック委員会承認スポーツ組織、スポーツアコードの会長であるマリウッシュ・ビゼール氏も注目し、来場が決定した。
記者会見では緑健児JFKO理事長をはじめとする役員のほか、今大会の有力選手9名が出席。それぞれが大会への抱負を語った。
新極真会の全日本大会優勝者・島本雄二、同会ウエイト制全日本大会の覇者である入来建武は共に「たくさんの流派が集まっているが、個人の戦いという意識より新極真の代表という意識のほうが強い。新極真が最強であることを証明したい」とコメント。
昨年の社団法人極真会館の全日本無差別級優勝者・長田裕也(社団法人極真会館小井道場)や、女子軽量級注目選手で一昨年の白蓮会館ワールドカップ軽中量級で優勝した山口千怜(空研塾西田道場)もそろって「団体を背負って戦う」と、各選手が個人よりも団体を代表して戦う意識の強さがうかがえた。
今大会のPR大使である元K-1戦士の武田幸三と、よしもと芸人で空手経験者のサバンナ・八木真澄、JFKO役員の佐竹雅昭も会見に出席。選手たちにエールを送った。
およそ20年前、K-1が始まる前にフルコンタクト空手の選手として活躍していた佐竹氏は「この時代に生まれたかった。結果だけでなく選手たちの戦う過程、勇気を見てほしい」と語った。
緑理事長は今大会の判定について、「公平を期するため、審判員はこのJFKOによって構成されています(1団体・1流派が中心となって審判が構成される場合、その団体・流派に有利な判定になる可能性があるため)。不服のない納得のいく判定ができると思います。選手は正々堂々と戦ってほしい」とし「(空手をしている)子供たちが将来出たいと思ってくれるような、夢を与える大会にしたいですね」と垣根を越えたグローバルな大会であることをアピールした。
会見に出席した有力選手を含め、360名の選手が男女各4階級で「初代統一全日本王座」を懸けて争う。
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