【NJKF】ベテラン国崇の意地か、宮元が世代交代か

2014/07/07（月）UP
（最終更新：2014/07/08 11:27）

　7月21日（月・祝）東京・後楽園ホールで開催される『NJKF 2014 5th』にて、WBCムエタイインターナショナルスーパーバンタム級タイトルマッチを争う王者・国崇（拳之会）と挑戦者・宮元啓介（橋本道場）のコメントが、主催者を通じて届いた。

　国崇は6月1日に大阪で試合を行い、1R1分25秒でKO勝ち。次の日から練習を始め、好調をキープしているという。対戦相手の宮元については、「若手で勢いのある選手なので、全く油断せず挑みたいと思っています。何試合か見たことがあって、胴廻し（回転蹴り）とか変わった技を出す選手で、打たれ強いですね」と評するが、「こっちも倒す気なので、タフな試合になるのは確実だと思います。まぁ、倒し甲斐があるんじゃないですか」と、倒し合いになることを予告。

　2000年7月のデビューから14年、34歳となったが「まだまだ頑張れるっていうところを若手のいい選手にぶつけたいと思います」と、21歳の宮元にはまだ負けられないと語った。

　対する宮元は「相手も相手だし、タイトルマッチでモチベーションもすごく高いので、今回はいつも以上に追い込んで自信はあります。前回の試合が終わって今回の話を聞いて、すごくテンション上がったので、すぐに練習を始めました。インターナショナル（王座）も欲しかったし、国崇選手とも前からやってみたかったので、どっちもみたいな感じで嬉しかったです」と、モチベーションが高い。

　そして、「激しい試合になるとは思います。パンチも蹴りも全体的に強化していて、国崇選手は前から凄く尊敬している選手なんですけれど、世代交代っていう自分のテーマもあるし、今回は倒して勝ちたいっていうのがあります」と、宮元はKOでの世代交代を狙うと言い放った。

☆国崇　選手データ
☆宮元啓介　選手データ
☆【関連動画】宮元がハイキックでNJKF王者からダウン奪って勝つ