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【ZONE】藤原あらしと対戦する井口「ぶっ倒す」

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2014/11/08(土)UP

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▲ムエタイの藤原(左)とMMAの井口(右)という異次元対決

 11月9日(日)東京・後楽園ホールにて旗揚げされる小林聡プロデュース大会『KICKBOXING ZONE』の公開計量が、8日(土)都内にて行われた。

 トリプルメインイベント第1試合で対戦する元WPMF世界スーパーバンタム級王者・藤原あらし(バンゲリングベイ・スピリット)とMMA(総合格闘技)ファイターの井口摂(BADASS13)はともに53.30kgで計量をパス。この試合について小林GMは「これは僕の賭けというか企画とキャスティングした作品で、ぜひ僕が見たいと思った対決です。どう受け入れられるかは分からないけれど、凄い試合になったら選手に大感謝で、ダメな試合だったら企画した僕にブーイングしてください」と語る一戦だ。

 藤原は「スパーリングで柔術をやっている人とかいろんな選手とやったけれど面白かったです。いろいろと目くらまししようとしてくるので。だから今回はどうなのかなって。それは明日楽しみにしたいという感じです」と試合が待ち遠しい様子。

 対する井口は「総合でも立ち技の練習はするので、これに向けて特に練習したというのははないです。キックルールは前から興味もあったし、中学生の時にはムエタイの試合をビデオを見たりしたので、イメージ通りに体が動けばいいかなという感じです。とりあえず藤原あらし選手をぶっ倒します。小林さんが旗揚げする大会なんで一番インパクトある試合をします」と、意気込んだ。

▲寺戸(左)vs邦博(右)

 トリプルメイン第2試合で対戦するISKA世界バンタム級王者・寺戸伸近(Booch Beat)は55.34kg、西日本統一スーパーバンタム級王者・邦博(真樹ジムオキナワ)は55.10kgでそれぞれパス。

 小林GMはこの一戦について、「沖縄の選手はいつも熱いキックボクシングの試合をしているので、東京の主力選手と戦わせたいと思っていました。邦博選手は寺戸選手のように熱い試合をする選手で、明日は沖縄を背負ってぶつかってくれると思います。寺戸選手も向かってくる選手にはそれ以上のものを返す熱い試合をするので期待してください」と、好勝負間違いなしと断言。

 寺戸は「明日は5年ぶりのキックルールで楽しみだしワクワクしています。ヒジを出せるのがいいですよね。スパーリングでは出す機会がなかなかないので、思い切ってヒジでぶっ倒してやろうかなと思っています。邦博選手はガンガン来ると思うので激戦になるんじゃないかな、と。最高に盛り上げるのに一番いいのは自分が倒して勝つことなんで、それを実行するだけです」と、ヒジでのKOを予告。

 対する邦博は「誰が見ても挑戦する立ち場ですが、失うものはないので勝ちに行きます。僕はずっとキックルールでやってきてヒジと首相撲が好きなんですが、それを織り交ぜて上手く対抗できればいいと思います。東京は僕にとってアウェーですが、東京から遠く離れた沖縄に本物のキックボクサーがいることを証明します」と語った。

▲塚越(左)vs笹谷(右)

 また、第6試合で対戦する塚越仁志(シルバーウルフ)と元J-NETWORKウェルター級王者・笹谷淳(TANG TANG FIGHT CLUB)は、「新しい舞台での戦いです。思いっきり戦いたいと思います。Krushでやってきたことを活かしてやっていきたいと思います」(塚越)、「全力で戦います。僕は試合は作品で、対戦相手は共演者だと思います。明日は最高の作品を作れると思います」(笹谷)と、それぞれコメントしている。
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