【パンクラス】佐藤光留、三沢光晴のエルボーで勝負
8月9日(日)東京・ディファ有明で開催の『PANCRASE 269』に出場する、佐藤光留(パンクラスmission)の公開練習が29日(水)都内にて行われた。
パンクラス出場は2012年1月の一慶戦以来となる佐藤は、「原点回帰なので僕の原点であるメイド服を引っ張り出してきました。パンクラスに上がるんだから正装じゃないといけない」と、かつてのトレードマークだったメイド服でシャドーボクシング、そしてサンドバッグ打ちを披露した。
現在はプロレスのリングを主戦場にしている佐藤は、昨年の大みそかに開催されたDEEPにて2年11カ月ぶりにMMA(総合格闘技)の試合に出場。藤沼弘秀を1Rでアームバーにて仕留めた。その直後、ツイッターで「パンクラスで試合がしたい」とつぶやいたところ、酒井正和パンクラス代表より「では試合を組みましょう」との返事があったという。しかし、「春くらいかなと思っていたらまさかの8月だった」と笑う。
対戦相手はかつてPRIDEで桜庭和志と対戦したことがあるシャノン・”ザ・キャノン”・リッチ(アメリカ)。「名前を聞いてひっくり返りました。以前パンクラスに出ていた時は自分の実力不足でひっくり返るような相手を用意してもらえなかったんですが、プロ15年目にしてやっといい相手を用意してもらえました」と喜ぶ。
今回、佐藤が狙っているのはヒジ打ちだ。「鈴木鼓太郎という三沢光晴さんの最後の弟子がいるのですが、彼とプロレスで対戦した時にエルボー(ヒジ)を喰らい続けたんです。自分はやられるとその技が出来るようになる特異体質でして、次の試合ではエルボーが出せるかもしれないので楽しみ」と、間接的に三沢から学んだヒジ打ちを披露するつもりだ。
「僕の技術はMMAの最先端ではない」と言う佐藤だが、「何年か前で技術の進化は止まっていますが、パンチ、キック、タックルはブラッシュアップしています」と、身に付けたものは磨き続けていたという。
「自分は以前もパンクラスの中で浮いていましたが、今のパンクラスだったらもっと浮くでしょう。でも、誰とも被らない試合をお見せします」と、佐藤光留ならではのパンクラスの試合を見せると語った。
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