【WSR】Little Tigerに天才ムエタイ少女挑む
9月27日(日)東京・ディファ有明にて開催される『SUK WEERASAKRECK X』の記者会見が、4日(金)都内にて行われた。
WPMF世界女子ピン級タイトルマッチとして、王者Little Tiger(WSRフェアテックス三ノ輪/TEAM TIGER)が挑戦者にWPMF日本女子ピン級王者・伊藤紗弥(尚武会)を迎えて2度目の防衛戦を行うことが決定。
Little TigerはWPMF世界女子ピン級王座のほかに、WMC世界同級王座、WBCムエタイ・インターナショナル女子アトム級王座、パトンスタジアム認定世界フライ級王座を保持し、過去にはWPMF&WMC世界ミニフライ級王座、J-GIRLS&WPMF日本アトム級王座と通算8本ものベルトを獲得してきた。
サイドキック、ハイキックなどの蹴り技を得意とし、その相手はほとんどがタイ人で、日本人選手との対戦は2012年11月以来約3年ぶり。
挑戦者の伊藤は4歳でキックボクシングを始め、ほぼ男子を相手に40勝以上、ジュニアタイトル4階級制覇を成し遂げ、93戦して88勝。中学2年生時の2012年12月にはタイでプロのタイトルWPMF女子世界ピン級暫定王座を獲得(タイでは年齢制限がないためプロとして試合を行った)。
昨年、高校進学を果たし、日本でプロデビュー。2戦目で田嶋はるに敗れるも、黒星はそれだけでプロ戦績5勝1敗1分。8月21日にはタイでの世界タイトル前哨戦でも勝利を収めている。
会見ではLittle Tigerが、「普通では帰れないので救急車を用意しておいてもらった方がいい」といきなり挑発。それに対して伊藤は「必要ないと思います。私が倒しに行きますから」と言い返した。
Little Tigerは伊藤の印象や度重なる対戦要求についてどう思ったかを聞かれても「特にないです」を連発。「会長にせっかく組んでいただいた試合なので最高の試合がしたい。自分は世界チャンピオンなので挑戦されるのは当たり前。挑戦されることを嬉しく思います」とだけコメントした。
一方、伊藤は「小さい頃から見ていた選手で、ベルトをたくさんもっているのでやりたいと思っていました。今回は何が何でも勝ちに行きます。12年間で身に付けたムエタイスタイルを発揮したい。Little Tiger選手よりも完璧なムエタイスタイルだと思っています」と、本場タイでも高い評価を受けたムエタイスタイルで勝負すると語った。
・【試合動画】Little Tigerが女ムエタイ戦士にTKO勝ち
・【試合動画】伊藤紗弥の国内プロデビュー戦、ダウンを奪って勝つ
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