【K-1】ゲーオvs木村、卜部兄弟対決が決定
11月21日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催の『K-1 WORLD GP IN JAPAN~THE CHAMPIONSHIP~』にて行われる、K-1の4大タイトルマッチが決定した。
9月22日(火)東京・後楽園ホールで開催された『K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN~SURVIVAL WARS~』のメインイベントで、K-1甲子園2014王者・平本蓮(チームペガサス)に勝利した木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Fighting Kairos/マイウェイジム)。
試合後、前田憲作K-1プロデューサーをリングに招き入れると、「前田さん、俺はゲーオに勝ってから一度も負けてないです。もういいでしょう。ゲーオとやらせてくれ。もう俺でしょう」とK-1 WORLD GP -65kg王者ゲーオ・フェアテックスとの対戦を直訴。前田プロデューサーは「木村選手で決定します」とその場で対戦を受諾し、タイトルマッチが決定した。
両者は1月大会にてノンタイトル戦で激突し、不利が予想されていた木村がゲーオからダウンを奪って番狂わせの勝利。その後、木村はゲーオとのタイトルマッチを要求し、ゲーオも木村を初防衛戦の相手として指名していた。
後楽園大会ではチャールズ・ボンジョバーニ(フランス)とダニエル・ウィリアムス(オーストラリア)で、K-1 WORLD GP -55kg挑戦者決定戦が行われ、ボンジョバーニが1RでウィリアムスをKOして挑戦権を獲得。17勝(7KO)無敗の強豪が王者・武尊(チームドラゴン)に挑むことになった。
試合後、武尊がリングインし、「僕はK-1で一番軽い階級の-55kg級を、一番激しくて面白い階級にすると言ってきましたが、それにふさわしい激しい勝ち方で上がってくれてありがとう」とボンジョバーニに一礼。
続けて「彼は17戦無敗ですが、僕は無敗の選手にアマチュアの頃から負けたことが無い。11月、コイツをぶっ倒します」と、宣戦布告した。
さらに、K-1 WORLD GP -60kg王者・卜部功也(チームドラゴン)の挑戦者は、実の兄で同門のKrush-60kg王者・卜部弘嵩(チームドラゴン)に決定したことも発表された。両者は1月大会のK-1-60kg初代王座決定トーナメント決勝戦で対戦し、弟の功也が勝利してベルトを巻いた。
弘嵩は「この試合が決まって当然だと思っています。そしてメインにふさわしいと思っています。なぜなら、1月のトーナメント決勝でやって、今年最後のK-1で卜部兄弟がもう1回戦うからです。卜部兄弟で始まって、卜部兄弟で終わる。それがK-1です」と挨拶。
功也は「試合が決まってから眠れない日が続きました。でも、意地でもこのベルトを守りたいとの気持ちが強いです。このベルトを持ってやりたいことがまだたくさんあります。もっと強豪と戦いたいので、このベルトは譲れない」と、兄にはベルトを渡さないと宣言した。
また、7月大会で行われた-70kg初代王座決定トーナメントを全試合KOで制し、K-1 WORLD GP -70kg初代王者となったマラット・グレゴリアン(アルメニア)の挑戦者は、佐藤嘉洋を2度もKOしているYOKKAO世界-70kg王者サニー・ダルベック(スウェーデン)に決定した。
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