【ムエタイ】石井一成、9月に続いてラジャダムナンに参戦

2015/10/23（金）UP
（最終更新：2015/10/23 12:04）

　10月29日（木・現地時間）タイ・ラジャダムナンスタジアムで開催される『スックワンギントーン』にPhumpanmuangミニフライ級王者・石井一成（エクシンディコンジムJAPAN）が出場することが発表された。

　タイを主戦場にする石井はラジャダムナンスタジアムでランキング入りを目指しており、そのためには本場で最低でも年間6試合をこなし、その勝率によって決定する。石井がレベルの高いラジャダムナンでどの様に食い込んでいくのか、試合をマッチメイクするギントンプロモーターも興味津々だという。

　今回の対戦相手は、スリン県出身21歳のファイター、ペプシー・ギャットバンパイ（タイ）。ペプシーはこれまでに、テレビマッチやラジャダムナンなどで場数を踏んだ21歳で、多くのムエタイ選手の主武器であるミドルキックに加え、パンチの重さに定評がある選手だという。相手の蹴りに合わせ、足を止めてパンチを当てるなど、負けん気を全面的に出した戦い方をする。

　打撃主体の石井とは噛み合った激しい打撃戦になることは間違いないだろう。石井は現在、東福岡高等学校（2年生）に在学しており、学業とタイ遠征の両立を図っている。

　ペプシー戦に向けて、一成は「今回の相手は背が高くスピードがあります。ですがスピードは自分も自信があるので絶対に勝ちます。応援よろしくお願いします！」とコメント。9月17日、14万バーツの賭け試合に勝利し絶好調といえる石井は、
さらにレベルアップしたペプシーを撃破し、ラジャダムナンスタジアムのギャンブラー席から“イッセー！スッヨード! !”（勝者へ向けた、一成！最高だぜ!）の叫び声を響かせたいところだ。
 

「スックワンギントーン」
2015年10月29日（木・現地時間）タイ・ラジャダムナンスタジアム

石井一成（エクシンディコンジムJAPAN/Phumpanmuangミニフライ級王者）
vs
ペプシー・ギャットバンパイ（タイ） 

Photo＆Text　早田寛　SodaHiroshi