【K-1】卜部弘嵩「功也は甘っちょろい。全てが軽い」
11月21日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催の『K-1 WORLD GP IN JAPAN~THE CHAMPIONSHIP~』にて、K-1 WORLD GP -60kg王者・卜部功也(チームドラゴン)に挑戦する卜部弘嵩(チームドラゴン)のコメントが主催者から届いた。
実の兄弟である両者は今年1月のK-1 WORLD GP-60kg初代王座決定トーナメント決勝戦で対戦し、弟の功也が兄の弘嵩を破り、初代王座に就いた。それからというもの、弘嵩は功也へ執拗に再戦を要求。文字通り、骨肉の争いとなった。格闘技史上、兄弟対決となった例は何試合かあるが、再戦は極めて珍しい。
「こうして正式に決まりましたけれど、ずっと(vs功也を)頭の中でイメージしていて、それに向かって突っ走ってきた感じです。それがブレることはなかったし(功也に)負けた悔しさを1日も忘れることはなかったです。やはり兄弟なので2人で同じ場に立つことが多くて、そういう時にいつも感じていましたね。ベルトが獲れなかった時の悔しさを」と、再戦することしか頭になかったと弘嵩は語る。
2人の両親は「やるしかないよねって感じですね。僕は父親と話すことが多いのですが、父親はそういった反応でした。母親は…どうですかね…。複雑な気持ちとK-1の舞台で世界最強を兄弟で争うことを喜んでいる部分と両方あると思います」という。
弟に対しての評価は辛らつだ。兄弟の関係が壊れてもいいと言う功也に対して、「僕は甘っちょろい卜部功也しか知らないので、僕のように精神状態を追い込めるのか? と思います。その言葉は本心じゃなくてただ強がっているだけだと思います。昔からあの甘っちょろさは変わらないです」とバッサリ。
さらに、「功也のパンチも蹴りもすごく軽くて、全然負けた気がしていません。軽かったですね。なんか…重みがなかったです。魂がこもっていないっていうか。確かにダメージはありましたけれど、心が参るようなものではなくて、全てが軽かったです。
僕は今まで卜部功也の試合を見て何も感じなかったし、実際に試合をやってみて、そう思いました。功也がチャンピオンになってからの試合を見ましたけれど、何も伝えられていないし、卜部功也がチャンピオンのままだったら、K-1の他の階級にライバルがたくさんいるのに、メインは張れないんじゃないの? と思います」と、弟はチャンピオンにふさわしくないと言わんばかり。
「ぶっ倒しに行くだけ。僕が勝つところをみんなに見てもらいたいです」と、弘嵩は非情な態度を貫いた。
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