【ビッグバン】戦う女社長が三冠王に王手

2015/12/04（金）UP
（最終更新：2015/12/07 14:58）

　12月6日（日）東京・ディファ有明で開催される『ビッグバン・統一への道 其の23』にて、初代Bigbang女子ピン級王座決定戦を行うJ－GIRLSピン級1位・松下えみ（T－KIX）のコメントが主催者を通して届いた。ピン級は国内最軽量級で45kg以下。

　松下は「私、デビュー戦がBigbangなので、この団体には思い入れがあります。今回はベルトも懸かっているので、しっかり自分の戦いをして勝ちにいこうと思っています」と意気込む。

　王座決定戦を争う佐藤怜南（team AKATSUKI）とは、以前に『TRIBELATE』で対戦して勝っているが、「それで余裕があるというわけではないです。それから相手も成長しているでしょうし。リング上では何が起こるか分かりません。一度勝っているということにあぐらをかかずにしっかり勝ちにいきたい。佐藤選手は長身でサウスポーだけれど、それに関しての苦手意識はない。というか、むしろ長身のサウスポーは得意な方なので、そういうところも含めて練習で自分に自信をつけたい」と油断はない。

「これから伸びてくる選手だと思うので、気持ちよく戦えたらいいなと思っています。自分の中ではいろいろイメージしているものがあるので、それを当日リング上で披露したいです」と松下。

　最初はダイエット目的でキックボクシングを始め、初めてリングに立ったのは30歳のとき。

「今はお花のブーケを押し花にして額に残すブライダル系の仕事をしています（その会社の代表取締役社長）。近くにそのアトリエがあるので、ジムとそこの往復という日々を送っています。夜はインストラクターとしてジムで働いています。昼間はプロ練もあるので、午前中の空いている時間を見つけてアトリエに行って働いている感じですね」という松下は、11月のJ-NETWORKで勝利し、2015年にはJ-GIRLSピン級王座への挑戦も決まっている。

　5月に獲得したTRIBELATEピン級王座と合わせて、一気に三冠王へと登り詰めることが出来るか。

【試合動画】松下えみが忍者女子高生を破り挑戦権を獲得