【NJKF】引退も考えた羅紗陀、絶望からの復帰戦
2016年2月21日(日)東京・後楽園ホールで開催される『NJKF 2016 1st』にて、約2年ぶりの復帰を果たす元WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級&ライト級王者・羅紗陀(らしゃた/キングジム)のコメントが主催者を通じて届いた。
2014年2月の試合で右足腓骨を折るという選手生命を絶たれてもおかしくなかった大怪我を負い、長期欠場に追い込まれた羅紗陀。試合後、救急車で病院へ運ばれて手術を受け、その翌日からリハビリ生活が始まったという。
「最初は車イスで、松葉杖を使えるようになったら退院と言われて、2週間ぐらいで退院したと思います。最終的に松葉杖なしで歩けるようになったのは昨年の冬あたりだったと思います」
リハビリ中は引退することも考えたが、一人になって考えるために行ったタイ修行がきっかけでやる気を取り戻した。
「最後のワガママみたいな感じで、タイ修行へ行って自分を取り戻したいって話を家族にして。それで3カ月間、9月から11月までタイに行っていました。試合はなしで練習だけです。久しぶりに動いたんでいろんなところが痛くなったんですけど、いろいろ勉強することがあって、たくさん学びました。それで学んでるうちにやりたいっていうか、引退することがもう頭から消えて、世界を獲りにいきたいなって思いました」
復帰戦が決まった現在、羅紗陀は「気持ちは本当に現役生活の中で一番充実しています」という。
「目標に向かっての気持ちが凄く強いというか。蹴りも今までの中で一番強くなっています。自信があるし、練習をしていても“凄く強くなった”ってみんなに言われますね。あとはスタミナをつけて完璧に仕上げればと思います。これから試合まで目いっぱい追い込んでやります」
そして、まだ決まっていない対戦相手にメッセージを送る。
「凄く楽しみです。よくブランクの影響とかって言われますけれど、それは気持ちが上がっていれば関係ないと思うし、俺は復帰戦にはメチャクチャ強いんで覚悟しておいてください」
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