【UFC】ニューヨーク州に敗訴、MSG大会は中止に
UFCは4月23日(土・現地時間)アメリカ・ニューヨーク州にあるスポーツの殿堂マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)での大会初開催を昨年9月に発表したが、同大会が中止になることが決まった。
UFCはアメリカを中心とした世界最大の格闘技イベントであるが、 アメリカのエンターテイメントの中心であるニューヨークでは開催が認められていない。
1997年以降、ニューヨーク州はMMA(総合格闘技)のプロ興行開催をスポーツ競技としての危険性の観点から禁止しており、UFCは昨年9月28日に連邦裁判所へこの条例が憲法違反だとして訴状を提出したが、訴えは却下された。
ローレンス・エプスタインUFC最高執行責任者はこの件について、「本日の判決は残念ではありますが、これにより第2巡回裁判所で審査中の当社抗告の重要性がますます強調されることとなりました。UFCでは、全米のファンにお届けしているものと同じライブイベントをニューヨーカーにもお届けするためにあらゆる手段を尽くすという観点から、今回の判決を評定して参ります」と声明を発表。
続けて、「当社では、ニューヨーク州立法府が、単独法案もしくは知事予算案を通じて可及的速やかに、同州でのMMA解禁を決定するものと楽観視しております」と、近い将来ニューヨーク州がMMAプロ興行を解禁するだろう、との見解を示した。
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