【NJKF】2015年MVPは激闘男・悠矢、海外やビッグイベントに出て行きたい
ニュージャパンキックボクシング連盟の「2015年度年間表彰」で、WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者・悠矢(大和ジム)が最優秀選手賞(MVP)を獲得した。年間表彰はマスコミ・関係者の投票によって決められる。
昨年は他団体の王者・ランカーを相手に3戦3勝。特に2月のINNOVATIONスーパーフェザー級&REBELS 60kg級王者・町田光戦、5月の野辺広大戦は場内を大いに沸かす大激闘となった。
悠矢は2月の町田戦を振り返り、「今考えたら“よく勝ったな”と思います。もちろん倒されるとかそういうのはないですけれど、ダウンもなく、普通の攻防の中でよく勝ったなという感じです。でもやっている最中も全然負ける気はしなくて、“60㎏の国内トップって言われている選手はこんなもんなんだ”と思いました。大した強さじゃなかったです。もう1回やっても勝てると思います」と豪語。
5月に対戦した野辺は昨年末、RISEスーパーフェザー級王者となったRISEのホープ。この試合に関しては、「自分で映像を見ても、“これはダウンにされてもおかしくなかった”っていうバックブローでのフラッシュダウンっぽい場面があったんですけれど、そんなに効いてはいませんでした。でもハイキックは本当に注意していて、会長にも『お前は打たれ強いし倒れないが、あのハイキックはたぶん倒れちゃうぞ』と言われていて。でも全部ガードして1発も当たりませんでした。向こうも若くて勢いがあるので前に出てきてくれて、そういうのは一番得意なんです。勢いで来たのを勢いでねじ伏せるというか。なので正直やりやすかったです」と、得意なタイプだったという。
そして9月に行ったWBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王座決定戦の皇治戦については、「皇治はただ“勝てばいい”って感じで来ましたよね。でも試合って会場の雰囲気も含めて全部じゃないですか。けれどあの試合は全部僕が前に出ていましたし、あいつはずっと下がっていて、それで負けてブログで『勝った』とか言っていましたが、だったらもうちょっと戦い方があるだろうと。1回目に戦ったHEATの時も僕が本戦で勝っていたし、次もし戦うことがあったらぶっ倒してやろうと思います。あいつは嫌いです(笑)」と毒舌で語った。
今回のMVP受賞については、「今までMVPは(大和)哲也君とかそういう人がもらっていて、これに関して僕は関係ないことだなと思っていたんですが、改めてもらってみて素直に嬉しいです」と、予想していなかっただけに喜びは大きい。
「今年はもうちょっとプロとして自分を売り込んで、海外やメジャーな大会に出ていきたいと思っています。もちろんNJKFの大会も好きなのでNJKFにも出ながら、他の大きな大会や海外に出ていきたいです。あと何年やれるか分からないので、出来る限りは真剣にやろうと思います。人間やっぱり欲が出てきますね」と、海外進出またはビッグイベントに乗り込んで行きたいと語った。
<NJKF2015年度年間表彰>
・最優秀選手賞(MVP)悠矢(大和ジム)
・殊勲賞 宮越慶二郎(拳粋会)
・敢闘賞 健太(E.S.G)
・技能賞 MOMOTARO(OGUNI-GYM)
・努力賞 浅瀬石真司(東京町田金子ジム)
・新人賞 大田拓真(新興ムエタイジム)
・ベストバウト賞 健太(E.S.G)vs大和 侑也(大和ジム)
【試合動画】
・悠矢vs町田光の王者対決
・悠矢vs野辺広大の大激闘
・ベストバウトを受賞した健太vs大和侑也
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