【RIKIX】梅野源治「相手の攻撃をもらわず圧倒的に勝つ」
3月12日(土)東京・大田区総合体育館にて開催されるキックボクシングの祭典『NO KICK, NO LIFE 2016』の公開計量が、11日(金)都内にて19:00より行われた。
メインイベントで対戦する、WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者・梅野源治(PHOENIX)は契約体重ジャストの59.20kg、元WPMF世界フェザー&スーパーフェザー級の世界2階級制覇王者スターボーイ・クワイトーンジム(タイ)は200グラムアンダーの59.0kgでそれぞれ一発クリアーした。
真っ黒に日焼けした梅野は、「減量も調子もいつも通りばっちりです。いい試合をして倒せるように追い込んできました」と自信たっぷりの表情。
今回の試合テーマは「相手の攻撃をもらわず圧倒的に勝つ」ことだという。
「いつもなら自分から仕掛けて力で潰すような戦い方をしているんですが、今回は1Rから圧力をかけていくが攻めながらディフェンスをいつも以上に意識して、攻撃をもらわずに圧力で潰します」
これは今までの反省点を生かすための戦い方です、と梅野。
「ヨードレックペット戦、ペットモラコット戦、ゲーオ戦……僕が今まで負けた試合は、自分が詰めていったところでヒジをもらうことが多かった。ソーンコム戦でもダウンを奪われましたし、いいのをもらいすぎでした。自分から行き過ぎてしまって危ない攻めをアゴ先にもらってしまっている。
そうならないように今回は一定の距離を保ってパンチを当てて行きたい。入り過ぎないようにしようと思っています。せっかく勝っているのにいいのをもらうミスが多かったので、それをなくせばもっと上にいけると思います」
そこまで“速攻の殺し屋”スターボーイのヒジを警戒しているのか、との質問に梅野は笑って否定した。
「向こうはヒジしかないですからね。パンチもキックも首相撲も大したことがない。でも、ヒジを一発もらうと危ないので。その一発をもらわないようにすれば、圧倒的に勝てる。力の差が、誰が見ても分かるくらい圧倒的に勝ちます。そして、またタイで戦います」
昨年の『NO KICK, NO LIFE』でもメインイベントを任されたが、自身も納得のいかない内容の試合をやってしまった梅野。3年連続出場となる『NO KICK, NO LIFE』のメインで、今度こそ満天下にその実力を示すか。
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