【WMC】日本支局が新設立、王者決定戦と王者決定トーナメント開催
WPMF(世界プロムエタイ連盟)、WBC(世界ボクシング評議会)に続いて、日本における新たなムエタイ組織「WMC(世界ムエタイ評議会)日本支局」の設立が決定した。
WMCは、数あるムエタイの世界王座の中では歴史ある団体とされ、権威高き王座として知られている。これまでに貴・センチャイジムがフライ級、リカ・トングライセーンがライトフライ級で王座を獲得するなど日本人選手が獲得した実績は少ないが、外国人選手の獲得実績は多い。日本でお馴染みのブアカーオ・バンチャメークやボーヴィー・ソーウドムソン、センチャイ・PKセンチャイムエタイジムらがいる。
また、K-1の黄金期を支えたアンディ・フグやスタン・ザ・マンも同王座を獲得している(両名は旧称であるWMTCと称した時に獲得している)。
WMC日本支局の設立に伴い、BOMプロモーションの中川夏生(エイワスポーツジム代表)が3月1日付けでWMC日本支局長に就任。すでにタイ・バンコクにあるWMC本部にてWMC代表のチジェット・タナジャロー将軍と契約書を交わし、WMC本部長のステファン・フォックス氏が立会人を務め、WMC日本支局の開設が承認され、WMC日本支局顧問には、バンコク・ロンポージム代表の神田哲人氏が就任している。
中川代表は「WMCは第三者と密に打ち合わせをして公平な判定、公平な組み合わせをしながらALL JAPANとして世界に飛び出してもらための組織です。WMCはトルコ、オーストラリア、シンガポール、ブラジルなどを拠点として世界ムエタイを行ってるので各国選手の招聘も可能であり、今後はタイ人以外のパワフルな選手の試合も観戦することが出来ます。また、WMC加盟のそれぞれの国への渡航も可能です。 コネクションがない場合などWMC日本支局までお問い合わせくだされば興行日程や選手を渡航させるお手伝いなども出来ます」とコメント。
また、第三者機関の設立としてムエタイを外部から観る方たちとしてライターの方やジムや組織に加盟しない元選手などに評議してもらい公平なランキング設定をするという。ジャッジ、レフリーはルンピニージャパンのセンチャイ・トングライセン代表の協力を得て認定されたムエタイ専門の人が行う。
なお、4月3日(日)東京・新宿FACEにて開催されるBOMにて、WMC日本支局認定試合として王者決定戦と王者決定トーナメントを行う。2回目は7月3日(日)を予定している。
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