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【RIZIN】村田夏南子、相手の挑発に「何とでも言え」

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2016/03/28(月)UP

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素早いタックルでコーチの横田をテイクダウンした村田

 4月17日(日)愛知・日本ガイシホールで開催される『RIZIN.1』にて、MMA(総合格闘技)プロデビュー戦を行う村田夏南子(フリー)の公開練習が、3月28日(月)都内にて行われた。

 公開練習に先立ち、対戦相手がナタリア・デニソヴァ(ロシア)に決まったことが発表され、村田は「昨年9月からMMAの練習をしてきて、自分は誰が相手でも今までやってきたことを試合で出すだけだと思っています」と挨拶。その後、打撃のミット打ちとMMAスタイルのマススパーリングを3分1Rずつ披露した。

バックを奪って背後からパンチを見舞う

 現在は、レスリングの練習はほとんど行っておらず、週6日で1日平均4時間はMMAに加えて打撃のみの練習、そして2時間弱のフィジカルトレーニングを行って急ピッチでデビュー戦へ向けて仕上げている。

 最も力を入れている打撃に関しては、「始めた頃に比べたら今の方が全然出来ています。自分からも攻撃が出せるようになりました」と言い、コーチを務めるDEEPフェザー級王者・横田一則も「始めて半年でこれだけ出来るようになるのは凄い。普通は半年で、ここまでミット打ちでいい音は出せない」と高評価。

アームロックで一本も奪った

 練習は女子同士ではなく常に男子を相手にしているが、「タックルに簡単に入らせてもらえず最初は難しいと思いましたが、最近はテイクダウン出来るようになったり、パウンドが入るようになってきたり、やるのが楽しくなりました。関節技もたまに極められるようになりました」と、男子にも引けを取らない技術を身につけている。

 対戦相手については「気にしない」と言い、「自分は打撃からテイクダウンにつなげる練習をしています。やっていることが出せれば絶対に勝てる相手だと思う」と必勝宣言。ナタリアが「私は彼女をぶっ潰すためにベストを尽くす」とコメントしていることを聞くと、「試合が全てなので何とでも言ってください」と相手の挑発を全く意に介さなかった。

 そして最後に一言、「レスリングの選手がどれだけ強いのかを見せたい」と言い放った。

<ナタリア・デニソヴァのコメント>
「日本で戦うことをずっと夢見ていました。日本の文化や人々にはいつも尊敬の気持ちを持っています。今、私の夢がついに叶います。対戦相手については、ただ、世界レベルのレスリング選手だということを知っています。とにかく、私は彼女をぶっ潰すためにベストを尽くします。スタンドでもグラウンドでも戦う準備は出来ているし、村田のために特別なサプライズも用意しています」

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