【K-1】郷州、難聴でも戦える姿を見せたい
4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催の『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~-60kg日本代表決定トーナメント』にて、トーナメントのリザーブマッチに出場する郷州征宣(K-1ジム総本部チームペガサス)のコメントが主催者を通じて届いた。
「格闘技に興味を持ったのも、本気で格闘技をやろうと思ったのもK-1がきっかけです。だからこうしてK-1に出ることが決まって、本当に興奮しています」と、今回が初参戦の郷州。
対戦する島野浩太朗(菅原道場)については、「島野選手は勝った試合はほとんどKOでパンチが強いと思います。でもしっかり対策して、負けない自信もあるのでぜひ見に来てください」とし、「可能性が低いことが起きると見ている人たちも盛り上がると思うので、リザーブマッチでしっかり勝ってトーナメントを盛り上げたい。リザーブから優勝するのが一番盛り上がると思うので、絶対に実現させたいです」と、リザーブ(トーナメントで選手が棄権した場合、代わりに出場出来る権利を持つ選手)からの優勝という奇跡を狙うという。
「自分の持ち味は常に前に出るスタイルなので、K-1でもそのスタイルを崩さないで、お客さんを楽しませる試合をします」と、リングネームを郷州力から本名の郷州征宣に変えてもファイトスタイルは変えないという。
また、郷州は生まれつきの難聴であることから、「僕は小さい時に耳が聞こえないことで『どうせ聞こえないから、何をやっても無理なんだろうな』と考えていた一人です。でもそういうことで悩むのは凄く時間がもったいないことです。僕のように耳が聞こえない人間がK-1に出ることで、同じ境遇にいる人たちに『耳が聞こえなくてもここまで出来るんだ』と思ってもらえると思います。僕は耳が聞こえないからK-1で活躍するのは無理だと思う方々もたくさんいると思いますが、耳が聞こえなくても出来るという姿を見せたいと思います」と、戦う理由を語った。
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